2013年11月、ブルガリアのリラ山脈とロドピ山脈に挟まれたユンドラという牧草地帯にて、奇妙な写真が撮影された。
風光明媚なこの土地に、ハイキングに訪れた人物が撮影したもので、少し離れ、もやがかかった木立の奥に奇妙な人物が写っていることが解る。小柄で坊主頭、手足や胴体が異様に細く長い。鮮明ではないが、顔を拡大してみると大きな黒い目がある事が解る。まるで、グレイ型エイリアンそっくりの姿をしているのだ。
撮影者によれば、ハイキングの途中で木立の中に人らしき姿をした何かがいるのを目撃したため、好奇心から手にしていたカメラを向けてシャッターをきったのだという。しかし、その直後人影は消えてしまったため、幽霊でも見たのか、はたまた気のせいだったのだろうと思っていたらしい。しかし家に帰って写真を確認してみた所、本当に謎の人影が写り込んでいて驚いたのだという。
この人影について、海外のUFOファン等からは地球に調査に来ていたグレイ型エイリアンの姿を撮影してしまった物ではないかという声が挙がっている。消えてしまったように見えたのも、調査している事がばれてしまうとまずいので、一瞬で隠れたか姿を消してみせたのではないかとされている。
だが一方で、この人物は木立の奥の方に立っているため距離などから換算すると、かなり長身の人物になるのではないかという声も挙がっている。グレイ型エイリアンは子供ぐらいの大きさしかないとされているので、背が高いという特徴とは食い違いが生じる。
そこで、この人影はアメリカの森林地帯などで目撃されている怪人UMAのスレンダー・マンではないかという意見も出てきている。スレンダー・マンは顔がのっぺらぼうだとされているが、問題の人物にも鼻や口はない。目に見えるものがくぼみであった場合、このように見えるのではないかと言われているのだ。
果たして、この人影の正体は何なのか。未だに結論は出てきていない。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)