人気番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」に裁判トラブルが発生している。
報道によると登場した建築士や番組関係者の指示によりリフォーム会社が追加で工事を行い総計5000万円がかかったものの、番組からリフォーム会社への支払いは当初の金額である2200万円しか支給されていないという。
「大改造!!劇的ビフォーアフター」は長寿番組ではあるが、金銭関係については番組内でも何処かぼかしたような表現が多く非難されていた。
一部の噂によると「建設費用はすべて依頼者持ち」「匠と呼ばれる建築士は依頼者に設計費の請求はできない」「極力予算を抑える」「当初の予定より金額が膨れた場合は依頼者と相談」というルールがあるとされている。
今回は建築士や番組関係者の指示により追加工事を行ったということで、依頼者の希望というよりも番組を面白くするための工事を行ったと思われる。
また総工事費が2200万円から5000万円と2倍にアップしていることから、依頼者側は総額を払えず番組が追加分を負担するということで決着がついたものと思われる。
「大改造!!劇的ビフォーアフター」では極力予算を抑えるというルールがあり、一部では「どう考えても予算内に収まっていない」「明らかに超過している」という物件もあるとされていて、予算についてはこれまでもグレー扱いにされていたほか、リフォーム後に欠陥が見つかり裁判になったこともある。
「大改造!!劇的ビフォーアフター」は2002年から放送が続く(放送中断あり)長寿番組だが、やはり「家をリフォームする」という大仕事を毎週レポートするのは大変と考えられ、まだまだトラブルは隠されていると思われる。
(文:横須賀小禄 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)