徳間書店が発売している人気コミックス「ワカコ酒」の第7巻にて同じ話が重複して収録されたことが判明した。
ゼノンコミックの公式ホームページによると「ワカコ酒」第6巻に既に収録されているエピソードを最新刊7巻にも重複して掲載してしまった、とのことである。
現在、回収などの発表はないが、2刷以降に改訂されると思われる。
連載漫画が単行本化される際は編集者、作者、および出版社側が改めて原稿をチェックし誤字や脱字、もちろん話数かぶりがないかどうかチェックするのが慣例となっている。そのため、このようなミスが出ることはまずなく、何故発生したのか不明だという。
ワカコ酒はBSジャパンで連続ドラマが放送されアニメにもなった人気作品である。
考えられるとすれば恐らく、単行本発売がいきなり決まり作者によるチェックができていなかった可能性があるが作者の新久千映氏は「著者として気が付かなかったこと、お恥ずかしい限りです。新しいお話を楽しみにしてくださっていた読者様には本当に申し訳ありませんでした」というツイートをしていて、出版社・編集者・作者がまったく気づかなかったことが原因と思われる。
(若葉イチロウ ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)