妖怪・幽霊

【検証】前後に激しく動く無人ブランコ…霊障それとも自然?

夜、児童公園の前を通り過ぎようとすると、かすかな音が聞こえてくる。物寂しい、さびたブランコがたてる音に気づき、公園の方を覗いてみると、誰も乗っていないブランコが独りでに動いていた…というのは、怪談でよく聞かれるものだ。

だが、この怪談と同じ現象を目撃してしまい、動画撮影に成功してしまったお父さんが現れた。




撮影者はアメリカはロードアイランド州在住の人物で、子供を遊ばせるために車で公園に向かっていた所だったという。だが、目的地である公園が目に入った所で、彼は異常に気が付いた。

並んでいるブランコのうち、一つが異常に揺れている。それは背もたれもある大きなイス型のブランコなのだが、他のブランコは静かに下がっているだけなのに、この一つだけが大きく前後に、時折ひねりを加えながら揺れているのだ。

その様子は、まるで大きな子供が座ってわざと捻ってみながら漕いでいるような印象だが、当然ブランコには誰も座っていない。背もたれの死角に入ってしまっている訳でもないのだ。

あまりの事態に、彼はそのまま手にしたスマートフォンで動画を撮影、そして子供を公園で遊ばせるのを中止したという。そして、自分が見たものの正体は何だろうとFacebookに投稿した所、世界中から反響がありあっという間に再生回数が増えてしまったという。

果たして、このブランコに何が起きていたのか。

やはり風を受けて揺れていたのではないか、とする声が多いが、これは他のブランコが全く揺れていない事から違うのではないかとする反論が挙がっている。もし風を受けていたとしたら、相当な強風が吹いていたはずだ。




いくら風を受ける面の大きなブランコであったとはいえ、ここまで揺れるならば他のブランコにも影響が出ていないとおかしい。

では、やはり公園で遊びたかった子供の幽霊なのだろうか。

今も多くの人が、動画に映ってしまったものの真偽について議論を交わしている。

関連動画
Dad films ‘ghost’ playing on playground swing in Rhode Island

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)