サブカル

バンド「C-C-B」が髪の色を染めていたのは、たった1年だけだった…

C-C-Bは、1980年代に活躍したポップ・ロックバンド。

結成当初は「Coconut Boys」(ココナッツ・ボーイズ)を名乗り活動していたものの鳴かず飛ばずの日々を送り、1985年に「C-C-B」へと改名、それと同年に発表した3rdシングル『Romanticが止まらない』(以下ロマンティック)で一躍大ブレイクを果たした。

アイドル然としたビジュアルもあって、チェッカーズと人気を二分していたほどの人気を獲得していた。

ドラマ『毎度おさわがせします』の主題歌としても使用されたロマンティックのヒットによって、特に注目されたのはなんといってもドラム・ボーカルのりゅうこうじ(笠浩二)のピンクに統一した眼鏡(伊達)と髪の色だろう。

このピンク色のりゅうのイメージはインパクトが非常に強く、この姿が有名になりすぎたために眼鏡をはずすことができなかったという。また、ロマンティックの印象から、当時を知らない世代が見るとC-C-Bは彼がメインボーカルのバンドだと勘違いをしてしまうだろう。

しかし実際のところ、C-C-Bは全員ボーカル担当という珍しいバンドであり、ツインボーカル・トリプルボーカルなど、一人で歌うことが難しい楽曲が多い。

なお、ロマンティックの際には、リードギター担当の米川英之を例外としてメンバーのほとんどが髪の色をオレンジや緑などに染めていた。そのため、C-C-Bはメンバーがカラフルな髪の色をしているという印象を持つ人もいるだろう。

実は、1986年に発表された7thシングル『元気なブロークン・ハート』では、すでにメンバーたちは地毛に近い髪の色に戻っている。

この楽曲は86年に発表された最初のシングルでもあるため、実質C-C-Bが髪の色を染めていたのは1985年の1年間だけだったと言える。あの象徴的なカラーリングをしていたのは、思った以上に短い期間だった。

そんなC-C-Bを象徴する存在でもあったりゅうは、2022年12月に帰らぬ人となった。事務所から死去が発表された日の翌日、日本テレビのトーク番組『しゃべくり007』に中山美穂がゲスト出演したが、彼女はC-C-Bがブレイクすることになったロマンティックが主題歌の「毎度~」の主演をつとめていた。

【参考記事・文献】
https://newsee-media.com/c-c-b
https://dic.nicovideo.jp/a/c-c-b
https://dic.pixiv.net/a/C-C-B
https://www.sanspo.com/article/20221219-YH2XDAUF7VM77CARPJ5XCC56SY/

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【文 ナオキ・コムロ】

画像『Romanticが止まらない