1月24日、トランプ大統領は未だに謎多きケネディ大統領暗殺事件に関する機密ファイルを公開すると発表。ついに事件の全貌が明らかになるのではないかと話題になると同時に、「トランプ大統領は長年囁かれている『とある陰謀』の真実に踏み込むのではないか」と噂されている。
今回トランプ大統領が機密情報公開命令に署名したのはケネディ大統領暗殺事件ファイルに加え、ケネディ大統領の兄で上院議員だったロバート・ケネディ暗殺事件と公民権運動指導者であったマーティン・ルーサー・キング・ジュニア暗殺事件に関するファイルの3点。
今回情報公開命令を行った背景には、ロバート・ケネディの息子でケネディ大統領の甥でもあるロバート・ケネディ・ジュニア議員がトランプ政権下で米国保健福祉長官に就任することも背景にあるのではないか、と言われている。
しかし、公開されたには3人の死の背後にある秘密以上のものが隠されているかもしれないと識者は語る。
アメリカのUFO研究家マーク・クリストファー・リー氏によると、1963年の暗殺事件が起きる前、ケネディ大統領は「アメリカ国民と世界に向けてUFOに関する重大発表を行う計画を立てていた可能性がある」という。
リー氏は以下のように語っている。
「トランプ大統領は、今やロバート・ケネディ・ジュニア氏を味方につけることに成功しました。これにより彼はケネディ兄弟の暗殺に関する真実を公表すると約束したのです。これまでケネディ兄弟の事件ファイルは機密扱いとなっていましたが、その中には政府がこれまで秘密にしてきていたUFOに関する情報が含まれていたようです。ケネディ大統領は政府関係者が閲覧することのできるファイルに触れ、UFOに関する情報にアクセスしました。ケネディ家は知ってはいけないUFO情報を手に入れただけでなく、公開を考えていたので暗殺されたのではないかと言われているのです」
また、この暗殺事件は女優マリリン・モンローの急死にも関係しているとリー氏は語る。マリリン・モンローは1962年、36歳で処方薬の過剰摂取により亡くなったとされているが、その死には不自然な所が多いと言われていた。
「マリリン・モンローはケネディ大統領からこのことを聞いていて、記者会見を開く予定だったが、残念ながら記者会見が行われる前に亡くなったのです。ケネディ家とUFO計画の結びつきをほのめかす文書は複数存在しており、当時の影響力を考えると、これらの事件ファイルは隠蔽する価値のある情報だったと思われます」
ちなみにリー氏によれば、トランプ大統領自身もすでにUFOが実在することを知ってはいるが、米軍上層部に阻止されているためその証拠を公表できないでいる可能性が高いとのことである。
「トランプ氏や米軍当局の中に事件の真実を知っていて、この計画を動かしている者がいるはずです。米軍や米政府の内部告発者たちは、情報をコントロールする秘密のディープステート・プログラムがあるということをほのめかしています。しかし、軍や政府はUFO技術の流出を恐れて情報を隠蔽しようとしているのです」
この隠蔽体質が変わってきたのは新たな情報公開法が施行されて後である。特に近年は米軍の上層部にいた人々からもUFO情報の内部告発が出てくるなど、明らかに流れが変わりつつあるという。
リー氏は続けて「米国は知られることをコントロールしている。一部の大統領がこれらの機密情報を知っていたという証拠はあると思うが、実際のところは大統領でさえ真実を知らないのだ」と述べている。
ともあれ、トランプ大統領は今回の3件の暗殺事件に関するファイルの公開について「多くの人が長い間、何年も、何十年もこれを待っていた。そして全てが明らかになるだろう」と語っている。情報公開法によれば、情報機関の責任者らは45日以内にファイルを公開しなければならないとのこと。
2月から3月にかけて、我々は驚くべき事実を知ることになるのだろうか。期待していきたい。
(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Photo credit: State Library and Archives of Florida on VisualHunt.com