海外にて、「1917年にタイムスリップした現代人が写っている」とされる写真が発見されて話題になっている。
男女や子供たちが丘の上に座っている様子を捉えたものなのだが、その中に一人だけ浮いた格好の青年がいる。彼は現代の若者と同様のTシャツとショートパンツを着用し、髪型も現代の若者と似たようなものだ。また、周りの人をよく見ると左隣の男性は彼の存在に唖然としているように見える。
この写真はレスター・レイ・ピーターソンが1974年に出版した『The Great Cape Scott Story』という地域の歴史について記した書籍の中に掲載されていたもので、撮影された時期は今から100年以上前。
このあまりにも違和感のある人物はタイムトラベラーだったのではないだろうか?
この写真を再発見した人物は「彼はタイムトラベラーではないか?あなたはどう思いますか?」と動画の中で呼びかけている。またYouTube視聴者からは「確かにタイムトラベラーのようだ」とする意見や、「私もこの本を持っています。小さい頃に写真を見て、違和感を抱いていました」というコメントも寄せられていた。
しかし一方で反論もある。
一見、かなり浮いた格好のようにも思えるが、写真と同様のTシャツは1913年にはアメリカ海軍の水兵が着用しており、一般的ではなかったが、ファッションとしては既に存在していた事が判明。事実、別の写真で群衆の中に「サングラスをかけたTシャツ姿の男性」が確認された時もタイムトラベラー疑惑が取りざたされていた。
今回も同様に、「当時の最先端ファッションを着ていた普通の青年」だったのではないだろうか。
(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)