3月31日『笑っていいとも!』などの人気番組を放送してきた新宿のスタジオアルタが、スタジオとしての営業を終え36年の歴史に幕を閉じた。
スタジオアルタには、番組と同時にかつてさまざまな噂があり、多種多様な都市伝説が生まれた場所でもある。特に有名なのは「タモリ専用部屋」の噂だろう。
31年半の長きに渡り、アルタスタジオでの帯番組(『笑っていいとも!』)を担当してきたタモリには専用の楽屋があったのは有名な話。
内部に潜入したことのあるタレント某氏によると、「タモリ部屋」はかなり整理されており、大きめの机のほか本棚や収納スペース、生活必需品のほとんどが完備されていたという。
特に本棚は圧巻で、国語辞典や英和辞典、現代用語の基礎知識などの百科事典が多数揃えられていたという。これらは、すべてタモリさんの私物で、いいとも終了後はすべてタモリさんの手に返されたという。
また、いいとも終了後は通常の楽屋に戻ったが、タレントの間ではタモリ部屋は一種のパワースポットとして親しまれており、用もないのに出入りする芸能関係者も多かったという。
スタジオアルタは残念ながら営業終了となったが、生まれた思い出と伝説は永遠である。