EXILEは、14人で構成された日本のヴォーカル及びダンスユニット。1999年に結成された「J Soul Brothers」を前身とし、後に放浪者を意味する「EXILE」と改名して以降、メンバーの脱退と加入の変遷を経て2008年には、日本ゴールドディスク賞にて「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるほか、2009年には「天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典」で『奉祝曲組曲「太陽の国」』を献納するなど、多様な場で活躍を見せていた。
幾人もの脱退と加入を経ているEXILEであるが、ちまたで噂されている話は多い。
メンバーの活動については厳しい制限を強いているようであり、ケガをしては仕事に支障が出るという理由から、撮影以外でのスキー、スノーボード、サーフィンはどは禁止されているという。また、喉を痛めることからタバコも厳禁、さらには禁止とまではいかないものの、車の運転も控えるとの事。
いくつもの都市伝説があり、「打ち上げで飲むレモンサワーは2500杯」「体脂肪率10%になったらクビ」などが知られている。2018年7月31日に放送された情報バラエティ番組「PON!」にて、EXILE都市伝説の真偽がメンバーにより直接判定がなされたところ、概ね真実であることが明らかとなった。ただ正確には、「毎回2500杯ではない、店が既に用意してくれることがある」「クビではないが相当イヤな顔はされる」ということらしい。
このほか、「加入祝いがジムのマシーン」というものについては、メンバーのAKIRAが新メンバーにマシーンセットをプレゼントしたことがあり、さらに「ライブのリハーサル期間がツアーと同じくらい長い」というものについても、製作チーム打ち合わせを入れておよそ3カ月を要するということから、いずれもEXILEの都市伝説が事実であることが明かされた。
ネット上にてEXILEは、特に「Choo Choo Train」での冒頭にて披露される、メンバーが縦一列に並びタイミングをずらしながら体を大きく回すダンスが、ミームとして大々的に流行した。
「俺の親父がEXILEのタイミングずらしてまわるやつに巻き込まれて死んだ」というネタコピペが広まるなど、強烈なインパクトを残したダンスであるが、正式な名称は特になく、「EXILEのアレ」や「EXILE」と呼べば通じるほど浸透している。
日本でこれほどに人気を博しているEXILEであるが、一方で海外人気はいかほどであるかという点については辛辣な意見が多く見られる。
2023年には、台湾にて初の海外単独ライブを行い5000人ものファンの熱狂に包まれた。実際、アジア圏においてEXILE人気はある程度浸透しているようであるが、欧米からの評価はほぼなされていないという。
これは、韓国の7人組アイドルグループBTSなどが初めから世界進出を戦略としてマネジメント・結成された事情と異なり、EXILEが日本向けをメインとして海外進出を狙っていなかった為であるとの説がある。反面、その14人という大所帯のパフォーマンスには無理があり、内容も過去の欧米の焼き増しに過ぎないからではないかとの厳しい意見もあるようだ。
さらに、EXILEは現在ほとんどテレビ出演などが見られず、消えてしまったとの声も少なくない。グループ自体が休止をしているということではないようだが、要因としては、リーダーATSUSHIが海外留学やソロ活動、その矢先に体調不良やライム病の罹患などが続いたこと、そしてメンバー個々での活動が増えたことなどが上げられている。
他のグループと兼任しているというメンバーもおり、やはり14人体制にムリがたたってしまったのではないかとも考えられるだろう。
【参考記事・文献】
EXILEの都市伝説 ホントだった「体脂肪率10%でクビ」「加入祝いはジムマシーン」
https://coconutsjapan.com/entertainment/exile-toshidensetsu/6108/
EXILE所属LDHの世界進出が成功しない理由
https://x.gd/mpWfj
EXILE
https://dic.nicovideo.jp/a/exile
EXILEを最近見ない5つの理由!解散・活動休止はなし!2024年最新情報
https://kodomama.com/exile-tv-reason/
【アトラスニュース関連記事】
【妖怪ウォッチ研究序説】元ネタは「EXILE」?それとも古典妖怪か?「わらえ姉」
【文 ZENMAI】
画像 ウィキペディアより引用