11月2日放送の『伊集院光と佐久間宣行の勝手にテレ東批判』(テレビ東京 毎週土曜日11:03)は視聴者からのご意見や苦情コーナーに注目。
【ペンネーム:シャム猫さんからの投稿】《以前、おにぎり専門店“ぼんご”が密着されていました。最近おにぎりブームに乗って『おにぎり専門店』が急増し過ぎでは?みなさんの好きなおにぎりの具は何ですか?》
伊集院は「都電の沿線で育ったから、おじいちゃんに、『ぼんご』に連れて行ってもらった。その時に、おじさんが“銀シャリ”だけのおにぎりを食べるの。大きいおにぎりだから子供だと2、3個でお腹いっぱい。で、たまに来るぼんごで、いろんな具がある中で“銀シャリと味噌汁”っていうのが子供は出来なかった。カッコよすぎて・・・だから大人になったらぼんごで“銀シャリと味噌汁”の食べ方が出来る大人になりたいと本当に思っていた」と思い出を語った。
ここでスタジオでは、ぼんごのメニュー表を見ながら話は続く。
「今、頼むならどれ?」と伊集院がたずねると、中根舞美テレビ東京アナウンサーは「ホッキサラダ・・なんていいじゃないですか?」と答えた。すると、伊集院、佐久間宣行の二人が「トリッキー!いいね」と笑いながら絶賛。
続いて、佐久間氏が「オレ、1個だったら シャケにする。2個いけるならしそ昆布。そっち系。か、葉唐辛子」と回答。
ここで伊集院が「以外に良いのが、ベーコン。ベーコンの独特の油分がメチャメチャ美味いコメに染みこんでいる」と語る。続けて、伊集院が長年やっていたラジオ番組の話をする。それはザ・クロマニヨンズのヒロトとマーシーがゲストの回。
「《思い出のお店があったら探します》という企画で、マーシーがまたザ・ブルーハーツも売れない頃に通っていた、おにぎりも売っていたヤマザキか何かのストアーがあって、そこのおじいさんの手作りのおにぎりがあった、という話になった。もう30年位前の話なんだけど、もうそのお仕事は辞めているのだけど・・・おじいさんが見つかるの」
「『そんなに好きだった兄ちゃんがいるのか』位な感じ。おじいちゃんはザ・ブルーハーツを知らないから・・・でもあのおにぎりを作るには、ふわっと握るための特別な型がいるんだと、だからちょっと時間をくれと言われた」
「そして3か月位後にマーシーに食べてもらったんだけど、マーシーがワンワン泣き始めて、『え!?これだ!』ってわんわん泣くの。オレもご相伴にあずかって初めて食べた。そのおにぎりが魔法の様にフワフワ!でメチャメチャ美味いおにぎりだった。その前で日本を代表するロックミュージシャンがしくしく泣いていてなんかスゴかったよ」
と回想。すると、佐久間が「おにぎり食べて泣くって、美味しんぼの京極(万太郎)さんくらいですよ」と冗談めかすと、「そうだよね。『なんちゅうもんを食わせてくれたんや・・・』という、あの感じ」と賛同の伊集院だった。
(辻伊織 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 ちっちかちー / photoAC