スピリチュアル

「プロレス団体で体験した怖い話」

実は私は若い時に地方のインディープロレス団体を転々としていたプロレスラーでした。いくつかプロレス団体にいた時に怖い体験ので投稿させていただきます。

私が所属していた九州地方のプロレス団体があり、今から20年以上前にそこでいろんな体験をしました。

熊本の阿蘇で試合があった時に私が空港まで東京から来る選手を車で会場まで送る時がありました。私の車の助手席に鶴見五郎さん、後部座席にターザン後藤さんという、そうそうたるメンツの方々が乗られて会場に向かってる道中・・・

先日の熊本地震で山が崩れて崩落してしまった阿蘇大橋という熊本では知らない人はいないぐらいに有名な心霊スポットを通る時に、先輩方にこの阿蘇大橋では自殺者の霊が出る話をしました。

すると、橋を通り過ぎてすぐにバックミラーを見ると、橋の真ん中に水色のワンピースを着た女性がこちらに向かって歩いてるのが見えました。 

当然橋の真ん中は車道で歩道は両端にあり、人が真ん中を歩くなんて不自然だなと思いましたが、特に気にせずにそのまま先輩方にも言わずに会場まで向かい試合を行いました。

その日の試合は私はセミファイナルでターザン後藤さんとのシングルマッチで凶器のミートフォークで血ダルマにされてしまい負けました。そして、試合終わりホテルに着いて大流血したせいかシャワー浴びてベッドに入ると泥のように眠り気が付いたら朝でした。

ロビーに降りてみると鶴見五郎さんが私の顔を見るや否や、

「お前が昨日車の中で変な事言うから、夢にあの橋の下の川から女が俺を下に引きづり込む夢を見て一晩中寝られなかっだぞ!」

と、ただでさえ怖い顔を真っ赤にさせて文句言われました。

え?鶴見さん、その女ってもしかして・・・水色のワンピースみたいな服着てませんでした?とお聞きしたら、鶴見さんの顔が一気に赤から青になり、うんと頷かれその後、黙られてしまいました。

誰にも話してない自分が見た女性が先輩の夢に出てくる事なんてあるんだと、言うまでもなくその日の試合会場に向かう道は阿蘇大橋を迂回して遠回りしました。

他にもその団体の事務所として使っていた団体のオーナーの会社である不動産事務所の2階を選手の合宿所として使っていましたが、夜泊まると、下の事務所に誰もいないのに階段を昇ってくる足音が一晩中続いたり、食器が戸棚から飛ぶポルターガイスト現象があったり、夜中に目を覚ますと和風着た男性が正座をして壁に向かって何かを一心不乱に祈ってる姿を目撃したりと色々変な事が多発したので、東京から霊能者さんをお招きしました。

霊能者に視てもらったら事務所の前に来て開口一番、「エライとこに建物立ってますね」と言われ、「ここは昔、神社があった場所ですね 明治時代初めに取り壊しになり、ずっと空き地だったはずですよ」と。

オーナーに聞いたら確かにずっと空き地だったこの土地を購入して事務所を建てたそうです。

「神社のあった土地というのは人間が住んだらいかん場所です。除霊や何も効きません。一刻も早くこの土地から引き払いなさい」と言われました。

それから暫くして私はその団体を退団しましたので、オーナーがその後どうなったのかは分かりませんが風の噂では行方不明になったらしいとの事です。

山口先生、神社のあった場所というのは本当に危ない場所なんでしょうか?

(アトラスラジオ・リスナー投稿 ジオン・モケイトさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

qiaominxu 橋茗旭によるPixabayからの画像