
2019年11月3日に放送された、テレビアニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』(テレビ東京系)のエンドクレジットが大きな話題になっている。
この日、『ポケットモンスター サン&ムーン』は3年間に渡る放送の最終回を迎えた。感動のエンディングは登場人物のそれぞれ進路が描かれていたが、それよりもファンが驚いたのは登場人物よりもエンドクレジットのスタッフの名前だったという。
なんと、原画のクレジットの3番目に「中川翔子」という名前が存在したのである!
このクレジットを見逃さなかったポケモンファンは「え!しょこたんが原画」「同姓同名のスタッフさん?」という、とてつもない衝撃が走り、Twitterでは「中川翔子」が一時、トレンド入りするなどしていた。
さて、この「原画:中川翔子」だが、同姓同名のスタッフなどではなく、正真正銘、歌手・女優のしょこたんこと、中川翔子本人である。
この事に関しては、実際に同日のポケモンの公式Twitterでも明かされていて、中川は同作品のヒロインのひとりであるリーリエの原画を一部担当したという。
✨今日の #アニポケ✨
なんと!
🌴ポケットモンスター サン&ムーン 最終回🌴
「ありがとうアローラ!それぞれの旅立ち!!」では、#中川翔子 さんが
作画の一部を担当しています✨是非注目してくださいね👀
日曜夕方6時~テレビ東京系列で放送中📺 pic.twitter.com/AhKzBQ7CkJ
— 新アニメ「ポケットモンスター」公式@11/17(日)放送スタート! (@anipoke_PR) November 3, 2019
本来であれば、中川の本業は歌手であることからも、声優やエンディングテーマを担当するのでは…というのがファンの考えだろう。
しかし、中川は2007年の「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」からほぼ毎年、ポケモン映画に声優として参加しているほかにも、エンディングテーマも毎シーズン担当している。そのことから、すでに本業の側面はやりつくしてしまっていた感があるために、あえて「原画」という完全裏方として参加していたのではないだろうか。
もともとイラストが得意なしょこたんだけに、アニメの原画もお手のもの……なのかもしれないが、あまりに「なんでもで出来過ぎる」ために、ネット上では中川の「超人伝説」が改めて注目される出来事だった。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)