アメリカ・フロリダ州のとある地域にて、奇妙な落書きが頻発して問題になっている。
落書きといってもスプレーアートやタギングのようなものではなく、白い布を被り大きなキラキラした目のお化けを描いたもの。
まるで子供向けの絵本から出てきたような、デフォルメが強く可愛らしいタッチで描かれているため、この程度ならまだマシかと思う人もいるかもしれないが、さすがに多数の落書きが現れるようになると問題になるというものだ。
正体不明のお化けの落書きが描かれるようになったのはフロリダ州ターポン・スプリングス市周辺。子供の落書きのような風変わりな落書きが急に増えたという地域の住民からの報告を受け、地元警察官も捜査に当たっていた。
この落書きを残したアーティストはモチーフの通りに神出鬼没であったが、’C + R’というサインが必ず側に残されていた。警察はこのイニシャルをもとに地道な捜査を行っていたが、とある無関係の事件の動画を警察がネット上に公開したところ、なんと落書き犯のマネージャーが写っていたことが判明。
そこからお化けの落書きを残した人物は34歳のクリストファー・トーマス・ローズであることが判明した。
警察によると、彼は後に落書きをしたことを認めたが、「この地域の他の落書きの質が悪かったため、問題になるとは思わなかった」と主張しているそう。
彼は現在、この事件を含む5件の犯罪行為の罪に問われているとのことだ。
CARTOON GHOST GRAFFITI: Police search for man accused of painting cartoon ghost in Tarpon Springs park https://t.co/YpSjXDbXsq pic.twitter.com/OCONGvhpJU
— WFLA NEWS (@WFLA) June 21, 2024
(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)