6月7日放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系・金曜21時58分)は、ゲストのおぎやはぎ・小木博明が自身の娘のしつけに関する驚きのエピソードを披露した。
「娘は甘やかしません?」
と小木が口火を切ると、「甘やかす!」と即答した小木と同じく娘の父親であるMCの千鳥・大悟。
そして小木は娘をどう甘やかすかについて、現在15.6歳だという小木の娘がまだ小さい4〜5歳くらいの頃のこと。
何かの理由で娘とケンカになり、「ここは父親として怒んなきゃいけない」と、小木は1回だけ「何やってんだー!!」と娘に大激怒したそうだ。
ワンワン泣いている娘を目の当たりにし、その時の心情を「こっちも本当に悲しかった…」と振り返ったが、心を鬼にしたという小木。
しかし、あの時の娘の泣き顔がトラウマとなり、「もう、あの顔は見たくない…」と思った小木は、娘に何でも買ってやる父へと変身!
そんな小木に、ゲストの美容家・IKKOは「良くないけどねー」と危惧したが…
それからというもの、小木の甘やかしはどんどん加速。
成長し「ディズニーランドに、違う友達と3回行きたい!」と言った娘に、小木は「いいよいいよ!行って来な!」と快諾。
結果、娘は週に3回ディズニーランドへ遊びに行ったという。
ここで、娘を甘やかすほうが良いと思う理由について小木は
「嫌な男って来ないと思うんだよね。甘やかしてくれる男じゃないとダメじゃないですか」
「ある程度お金もあって、優しくて甘やかしてくれる男を選ぶでしょ!」
と自論を展開すると、「そういうのを選んでくれたほうが親としては…」と、同意したいつのまにか娘を持つ父親の表情になっていた大悟。しかし、ここですかさずIKKOが
「でも、ずーっと生涯思い通りに誰かがやってくれればいいけど、やらなくなったら余計悲しいですよね」と、激甘な父親の小木と大悟を制止したものの
「厳しく育てたことで反抗したりとか違う道に行ったりとか…」と、父親のプライドか譲らない小木に
「そのパターンもあるけど…」と、IKKOは小木の考え方を尊重しつつ
「適度にバランスがいいほうが良い」「悪い時は悪いって言ってくれたほうがありがたい」
と理路整然と語ったIKKO。すると、千鳥・ノブは思わず「確かに!」と声を上げ、出演者一同も納得の様子で首を縦に振った。
そして、じっとIKKOの言葉に耳を傾けていた小木は最後「……大論破だね!」と感服した。
今回のIKKOの提言により、小木の娘への向き合いかたがこれから変わって行くのか大いに気になるところである。
(香里 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 陽だまりさん / photoAC