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ギリシャの小さな島で著名イギリス人ジャーナリストが行方不明後、死亡が確認

6月5日、ギリシャの小さな島を訪れた医師が消息を絶ったため、現在大規模な捜索救助活動が行われている。

5日水曜日の午後、マイケル・モズレー氏という男性がギリシャのシミ島にて散歩に出かけたまま忽然と姿を消した。彼は英国人ジャーナリスト、テレビ司会者、医療専門家として様々な分野で活躍している人物。なお、モズレー氏の代表的な書籍に「5:2ダイエット」がある。

しかも島はそれほど大きくないにも関わらず、忽然と姿を消してしまったため大きな騒動になっていた。

この事件は彼の妻であるクレア・ベイリー博士が、夫がいつまで経っても戻ってこないことに気づいて当局に通報したことから始まる。

モズレー氏は午後1時30分にセント・ニコラス・ビーチを出るところを目撃されており、当初はこの周辺を中心に捜索されていたが、島内に設置された監視カメラの映像から険しい海岸沿いの道を通った可能性があることが判明。以来、当局は代わりにこのルートを捜索することに切り替えている。

大勢のボランティア、レスキューチーム、ドローンパイロット、消防士が何日もかけて彼の痕跡を探しているが、まったく手がかりはない。

うだるような気温の中、特に数日間も野外で生き延びるのは困難であるとして、地元当局や市長は発見に尽力するとの声明を出していた。

なお、この事件が報じられた直後、捜索救助隊がこの地域で遺体を発見したとの速報が入った。その後、当局は遺体の身元を確認後、モズレー氏であると認めた。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Photo credit: Jocelyn777 Love Europe on VisualHunt