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【デトロイト発】100年以上忘れ去られていた墓地、住宅地で発見された!

デトロイトのある住宅所有者が、自宅近くで発見された墓地の真相に迫りたいと主張して話題になっている。

地元メディアの報道によると、パトリック・ウィギンズ氏が子供たちと自宅の庭で遊んでいたところ、子供の一人が隣の空き地で偶然墓石らしきものを発見。

その空き地を調べたところ、草むらの中からさらに数個の墓標が見つかった。そのため、ウィギンズ氏はこの空き地がずっと昔に忘れ去られた墓地だったと結論づけた。

なぜ今までこの墓地が気づかれなかったかというと、この墓の上に家が建っていたからだった。なお家が取り壊され、空き地になったことで墓の痕跡が明らかとなった。




しかし、近くに既に墓地が2か所あるにも関わらず、この墓地だけが忘れさられたままだったのも不可解な点である。この墓地について、地元のテレビ局がミシガン州の墓地管理委員会に問い合わせているが、今のところ管理委員会の見解はまだ得られていないという。

「誰も知らない墓が遺されていたのは不気味な感じを覚えます。ここに眠っている人たちが誰なのか、どこから来たのか、家族はどこにいるのかもわからない」とウィギンズ氏は語る。

そこでウィギンズ氏は確認できる人たちの遺族を探し出し、この奇妙な状況を知ってもらおうとしたのだが、すぐにかなり困難な作業であることが判明した。というのも、墓標に刻まれた人物は今から100年近く前に亡くなっており、その家族を探し出せても亡くなっている人しか出てこなかったからである。

果たして、忘れ去られた墓に眠る人々はどうなるのか。今後が気になるところだ。

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