ロッド・スチュワートは、イギリスのミュージシャン・ヴォーカリストである。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上もっとも偉大な100人のシンガー」や「Q誌(イギリスの月間音楽誌)の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」の中にも名を連ね、イギリスの政府より大英帝国第3級勲位が授与されるほどの大物として知られている。
日本においても多くのアーティストに影響を与え、特にかまやつひろしはロンドン公演にまで足を運んだほどの入れ込みようで、そのキツツキ・ヘアと呼ばれる髪型も彼の髪型を模したものであったようだ。また西城秀樹のマイクパフォーマンスも彼から取り入れたものであり、彼のマイクスタンドが持ち上げることに支障をきたすことのないアルミ製であったことを知って換えたという。
2024年時点で80歳を目前としながらも現役で活躍する彼の象徴的なエピソードと言えば、やはりその女性遍歴だろう。自身も「すらりとしたブロンドの女性が好き」だと公言しており、これまで4人の女性との間に8人の子供を授かっている。
最初の妻となった女優のアラナ・ハミルトンとの間に2人、離婚後に交際した元モデルのケリー・エンバーグとの間に1人の娘、2人目の妻となったモデルのレイチェル・ハンターとの間にも2人の子供がいる。更にさかのぼれば、17歳の頃には元ガールフレンドとの間に子供も生まれ、未婚の親となったこともあるほどだ。
その彼は、2007年にモデルのペニー・ランカスターと結婚をし、現在も結婚生活を送っているということであるが、その年齢差はなんと26歳、今では2人の子供を授かっている。当然ながら、彼の子供の中には妻ペニーよりも年上になっている子もおり、「また父の金目当てに女性が近づいてきた」と彼らは感じていたかもしれないとロッド自身思ったそうだ。
極めつけに話題となったのが、2019年にインスタグラムでアップされた1枚の写真だ。
元交際相手であったケリーによって投稿されたその写真は、彼女を含めロッドの元妻2人と現在の妻ペニーの4人が、ロッドと共に写っているというまるでクイズを思わせるような写真であった。離婚や別れなどを経た相手に加え、現在の妻もその中に収まるというのはなんとも仰天な一枚である。
因みに、その妻であるペニーは、2021年に警視庁の特別巡査の就任を果たしており、エリザベス女王の戴冠式にて警察任務にも就いていたという。ロッドにとっては、さぞ身の引き締まる伴侶になったことだろう。現在も良好な夫婦関係は続いているという。
【参考記事・文献】
ロッド・スチュワート、26歳年下妻は「お金目当て」だと子供たちが心配
https://front-row.jp/_ct/17270140
OK! インタビュー☆ロッド・スチュワート:「妻のペニーが少し偉そうになったね(笑)」
https://okjapan.jp/exclusive/2024/03/07/rod-stewart1/
映っている女性とロッド・スチュワートが付き合っていたのはどの順でしょーか? クイズみたいな写真
https://mohritaroh.hateblo.jp/entry/2019/08/26/225000
【文 ZENMAI】
Photo credit: swsider on VisualHunt