5月10日放送の『私のバカせまい史』は、バカリズムの研究発表。延べ5万人以上の手相を鑑定した、島田秀平が「線を増やしていた」と言う事に注目。
手相について補足すると、手相は生命線、頭脳線、感情線などを含めた6本の線を基本に鑑定する。
ここからバカリズムが島田のスゴさについて語る。多数ある中から例をあげると、生命線の先が二つに分かれていると、『バイタリティーがあってチャレンジ精神にあふれている手相』と、以前は特に名称はなかった。しかし、島田はこれにオリジナルな名前を付けた。
《スタミナ線》(2008年)だ。
バカリズムも「確かにこれの方がすっと入ってくるしキャッチ―でテレビ的ですよね」と太鼓判を押す。他にも 頭脳線と生命線の起点が離れている手相。これまでは、『マイペースで自分の欲求に素直な性格』という手相から、《離れ頭脳線》《じゃじゃ馬線》と呼んでいた。
しかし、島田は当時の流行語にあやかって、これを《KY線》(2008年)と呼んだ。
これらの島田が名付けた手相は、現在、他の占い師も普通に使用している。これがバカリズムのいう、島田が線を増やしていると所以である。
結果、島田が増やした線は、なんと152線。
この中には島田自身が名付けた物をアップデートしたものも入っている。先ほど紹介した島田の出世作《KY線》、なおこの「KY」という言葉が下火になった途端、翌年には《ゴーイングマイウエイ線》(2009年)に改名している。
さらに、このゴーイングマイウエイ線は長くて言いづらかったのか、10年後には《マイペース線》(2019年)にアップデートされている。バカリズムも「(KY線は)実は一年しか使っていないのにこんなに知れ渡っている」と感服。
ここから番組が島田本人にインタビュー。
「なぜ手相を増やすのか?」
島田「手相はコミュニケーションに使える道具。それに使えるような名前にならないかな?と思い、“島田流”で作った。あれっ、と言う程増えたけど、時代と共に更新していく、現場の空気を読んでいた」
「テレビに出していない新作手相」
島田「大谷翔平は運命線が2本ある。運命線は1本でもあったらいい線。だからあれば成功線とも呼ばれている。この線が2本あると言う事は、2倍の活躍をする。なので、二重生命線がある人は《大谷翔平線》!」
さらにインタビュー中に島田が、スタジオにいる研究員のさらば青春の光・森田哲也の手相を見ると二重運命線を発見!そう、《大谷翔平線》だ。
「やったー」と喜び勇んで、一気にテンションが上がっていく森田だった。
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(辻伊織 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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