異次元の都会のビル群が立ち並ぶ街を山頂から見た話
これは詳しい時期は忘れましたが小学校に上がったころ、低学年の出来事です。6から7歳くらいでしょうか・・・
山と川と田んぼばかりの田舎暮らだったのですが、家の前の山に自然に出来た険しいけど子供でも大人同伴でなら歩ける山道があり、山頂を渡って大回りをして当時通っていた小学校の横に下りることが出来るハイキング道がありました。
その時は初めての山歩きでよく晴れた日、叔母の幸ちゃん、兄、私の3人でその山道をお弁当を持って歩いていきました。
山頂についてから小学校がある方にしばらく歩いていくと、樹木が無いパッと開けた場所がありそこから登ってきた家の反対側の下の方を見ると、なんと・・・そこにはビルが立ち並ぶ大都会がありました。
私は『家の向かいの山の峠を越えた近くにこんな大都会があるんだ!』と興奮してしばらく一人でビル群を眺めていましたが、叔母たちが先に行ってしまうので慌てて追いかけて行きました。
その時から今まで私が見たこの大都会が存在した事を誰にも言ったことはありませんが、あれは幻覚とかではなく本当にその時はそこに存在したと信じています。
グーグルアースで確認すると大都会があるはずの場所は、当然ですが、今現在も山山そして山ばかりです。
死んだ相棒、チョコレート色のラブラドールレトリバーのソニー君が遊びにくてくれた体験
4年前に約12年の間いつもそばにいてくれた相棒の犬・ソニー君が虹の橋を渡りました。
最期は歩けなくなっていましたが、直前まで食欲があり生きる希望を失くさない立派な犬でした。さよならの瞬間は僕の腕の中で旅立ったので、哀しいけれどそこはよかったと思っています。
ソニー君との不思議な体験はたくさんあるのですが、今回書くのは旅立ってから1年半後の春のお彼岸のころの出来事です。
うっすらと空が明るくなってくる黎明のころ、私が寝ているとハアハアハアという犬の息使いと床を跳ね歩くような気配がして目を覚ましました。
ふと部屋の掃き出し窓のほうを見ると、そこにはキラキラとした小さな光がたくさんうごめいていてその小さな光たちはまるで生前のソニー君の輪郭の犬の形をしていました。
その光の辺りは空気が少し白っぽくモヤっぽくもなっていました。光の躍動に合わせるように息使いも感じました。
目を覚ましたばかりで明確な意識はなかったのですが、声を上げて「ソニー君来てくれたんだね!ありがとね!!」と繰り返し、犬の形をしたキラキラに話かけながらいつのまにかまた寝てしまいました・・・
その後光がどうなったのかわかりませんが、ソニー君が会いに来てくれたのだと思っています。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 かもめ食堂さん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)