地球の最も深い海の奥深くに存在する未発見の種の数は想像を絶するように思えるが、科学者たちはゆっくりと、しかし確実に、深淵の生物が実際にどのようなものであるかの断片をつなぎ合わせている。
特に、これまで完全に人が住めないと考えられていた環境でも、生命体が生存できることが明らかになってきた。
北西太平洋の水深3.7マイル(約6キロメートル)の海溝の底にある奇妙な黒い卵の塊を発見した。この最新の発見は、生命がいかに私たちを驚かせるかを示すもう一つの例である。
これらの小さな黒い球体は、一見するとSFホラー映画に出てくるようなものに見えるかもしれないが、日本の東京大学の研究者たちが遠隔操作の潜水艇を使って物体の一部を回収し、地表に持ち帰ったところ、実際にはこれが極端な深さで発見された最初のフラットワームの証拠であることが判明した。
北海道大学の無脊椎動物学者、角井啓一氏と露木葵氏は、 「卵のカプセルを開けたところ、卵黄と思われる乳白色の液体…が扁形動物とともに観察されました」 と記している。
DNA解析の結果、これらは以前には知られていなかった種であり、より一般的なタイプの偏平虫に近縁であることが判明した。
「今回の研究は、自由生活を営む扁形動物の最も深い記録と、深海域における初期の生活段階に関する最初の情報を提供するものであり、これらは浅瀬のものと非常によく似ています」 と同研究者らは記している。
この発見は、生命が非常に深く、高圧の環境で繁栄する能力をさらに証明するものとなった。
Kakui & Tsuyuki (2024) ab deep-sea flatworm cocoons deposited in online repos
深海生プラナリアの卵殻に関する論文の著者最終稿を大学リポジトリに登録しました(誰でも読めます)
repos link:https://t.co/as6RLNvkL0
article link:https://t.co/3xiVFKRX94 https://t.co/9mrwNbZrvd— Keiichi Kakui (@Tanaidologist) January 31, 2024
(にぅま 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Port SundriesによるPixabayからの画像
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