
アメリカのエリア51はネバダ州の砂漠に存在する空軍基地及び関連施設だが、様々な噂が囁かれてきた場所でもある。
UFOやエイリアンが秘密裏に基地内に運びこまれており、彼らの技術を研究しリバースエンジニアリングして新兵器を開発している…等がよく聞かれるものだろうか。
そんなエリア51上空を、ロシア政府の偵察機がアメリカ政府の許可を得て飛行したという発表が寄せられて話題になっている。
関連動画
THE RUSSIANS JUST DID A FLY-BY OF AREA 51 || WARTHOG 2019
秘密基地の上空を偵察飛行するというのは大丈夫なのか気になるかもしれないが、1992年に締結された領空開放条約というものがあり、締結国は軍事地域を含む全領土について、制限外の兵器保有や兵力集結等が行われていないか空からの査察を受けるため、領空を開放することになっているのだ。そのため、秘密基地であっても必要な分の写真撮影やセンサー等での情報取得が可能になっている。
つい最近になって、ロシアはツポレフ154監視機をホワイトハウスの許可を得て、米軍の監視員も同上した上でアメリカ本土に存在するいくつかの重要な施設上空を飛行したと発表した。その中にはあのエリア51も含まれていたそうなのだが、特に内容は公開されていない。
一説には、ロシアはエリア51で行われている様々な秘密兵器の開発計画も既に手中に入れているのではないかと言われている。しかし、さすがにそんな事はないだろうという冷静な見方をする人が大半のようだ。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©Warthog Defense / YouTube