今から半世紀も前の1967年10月4日、カナダのノバスコシア州の大西洋沿岸に位置する小さな漁村、シャグ・ハーバーにて複数の住民がUFOらしき物体を目撃するという事件が発生した。
当時、シャグ・ハーバーの町から少し離れた海上に、空から正体不明の物体が降ってくるのを複数の人物が目撃。通報を受けて現場に到着した警察官は、直径約18メートルの物体が、ライトを点滅させたまま水面に浮かんでいるのを目撃した。その後、謎の物体は波の下に沈んで消えてしまった。
その後、カナダ海軍はダイバーを送り込んで海底にあるはずの物体を見つけようと奔走したが、痕跡は何も発見されず、結局この事件は原因不明として処理されたという。
それから56年以上経った2023年の年末になって、当時その物体を目撃していた人物が海外のオカルト系ニュースサイト『Unexplained Mysteries』にメールで接触。詳細な証言に彼が撮影したと思われるUFOらしき物体の写真も添付されていた。
目撃者の証言は次の通り。
「この写真は、事件発生から約1週間後、シャグ・ハーバーからおよそ30マイル離れた場所で撮影されました。これは明るく照らされた大きな長方形の形をした物体で、水面から出てきて空に上昇し、すぐに消えた。 私の知る限りでは、このような技術を持つ人工航空機や潜水艦は存在しない。 この物体は、推進力、翼、エンジンなどの目に見える手段を持っていないことが、写真の拡大からはっきりとわかる」
ちなみにこの人物は自分も高齢になり、死期が近いと悟ったことから「この重荷を50年以上背負ってきたが、今こそこの重荷を解き放つ時だ」と考えたそうだ。
この写真や証言がきっかけで未だに謎多きUFO事件に進展が起こるのか、期待していきたいところだ。
WATCH: We check in with Danny Reid, organizer of The Shag Harbour UFO XPO, an annual event that brings UFO experts and eyewitnesses together to share their observations and the latest theories and research about unidentified flying objects. pic.twitter.com/5Jz25iJoEc
— Global New Brunswick (@Global_NB) September 28, 2023
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Photo credit: H.L.I.T. on Visualhunt