今週、イギリスのグロスターシャー州タールトンの畑に、奇妙な図形が現れた。
黄色い花々が咲き誇る畑に出現したミステリーサークルはどこか神秘的だ。大きな輪の中に小さな円形が組み込まれ、三日月ないしは偏った同心円を思わせる造形になっている。また、周囲には更に小さな円が複数存在しているようだ。
このミステリーサークルが現れた地方では、まるで宇宙人が自分たちの住んでいる惑星とその衛星の配置を示しているかのようだ、とする意見が出てきている。
だが、それと同時に「もうこの季節がやって来たか」と感慨深げな声があがっている。
イギリスなど、海外では小麦畑等の草が伸びてくる時期になると、いかに複雑なミステリーサークルを短期間で作ることができるか競い合う同好会が多数存在しており、地域によっては期間を設けて誰が一番独創的なミステリーサークルを作れるかコンテストを行っている所もある。
勿論、中には本当にどうやって出来たのか不明なミステリーサークルも存在しているのだが、欧米では基本的に人の手によって作られるエンターテイメントの一つとして受け入れられているようだ。
今年も変わった見た目のミステリーサークルが出てくるのだろうか。世界中の人々が小麦畑に注目している。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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Crop Circle Tarlton, Gloucestershire 2017