サブカル

出演女優やヒロイン役の引退や不幸が多発?!「仮面ライダーの呪い」

画像『オール仮面ライダー まるごと 大図鑑 2023』 

東映が制作し石ノ森章太郎が原作の怪奇アクションドラマ『仮面ライダー』は、1971年にテレビ放送を開始して以来、ウルトラマンやスーパー戦隊と並び日本の特撮を代表する作品となっている。

第一線で活躍するイケメン俳優を多く輩出し、子ども以上にその母親のほうが熱心に視聴するなど、人気俳優の登竜門とも言われている。そのような長きに渡りシリーズが展開されている作品であるからなのか、仮面ライダーには呪いとも言えるようなものが知られている。出演俳優が、つぎつぎと不幸に陥ってしまうというのだ。

いわゆる呪いは2000年代に入って、その猛威を奮っている。『剣』(04-05)に出演した椿隆之は路上歩行中にオートバイの運転手と口論になりゴルフクラブで殴打され重傷を負った。

『響鬼(ひびき)』(05-06)に出演した細川茂樹は、2016年に「細川の度重なるパワハラ」を理由として事務所側が契約解除、その後裁判へと発展した。


『カブト』(06-07)で主演を務めた水嶋ヒロは事務所独立後にメディアに登場する機会がほとんどなくなり、同作品にとうじょうしていた山本裕典はのちの2017年に無断でバーを経営していたことがわかり事務所から解雇された。

『フォーゼ』(2011-2012)に出演した高橋龍輝(りゅうき)は2016年に長期療養のため芸能界を引退する結果となった。

呪いの矛先は男優だけではない・・・いや、むしろこの仮面ライダーの呪いは、女優側が特に深刻なのだ。

『響鬼』に出演した神戸(かんべ)みゆきは放送終了後の2年後に24歳の若さでこの世を去り、『フォーゼ』に出演したほのかりんは未成年飲酒によって2016年に契約解除、同作にチョイ役で出演していた富田真由は2016年にファンの男性から全身をめった刺しにされるという痛ましい事件に巻き込まれてしまった。

また、ヒロイン及び準ヒロインを務めた演者については、葵若菜(『クウガ』)、杉山彩乃(『龍騎』)、秋山依里(『響鬼』)など、出演がピークであったかのように芸能活動が沈静化した女優が多い。そして、『フォーゼ』でヒロイン役であった清水富美加は、2017年に芸能界引退を突如として宣言し「幸福の科学」へ出家、今後は宗教活動に専念するという旨を発表したことで衝撃を与えた。




この他、村田和美(『クウガ』)江川有未(『剣』)、松元環季(『電王』)、小池里奈(『キバ』)など、出演後に芸能界引退をした女優は多く、白鳥百合子(『電王』)は体調不良により降板し、ヒロイン交代という事態にもなった。

圧倒的な数で女優に偏るこのような事態については、一説に芸能界の事情とも関わっていると考えられている。特に女性の場合、グラビアアイドルやモデルなどがそうであるように入れ替わりが非常に激しい世界であり、また結婚や出産と言った事情も大きく左右しやすい立場にある。

仮面ライダーに見る“呪い”は、芸能界という特殊な世界の事情が反映された縮図を物語るものなのだろうか。

【参考記事・文献】
仮面ライダーの呪いとは?出演者が次々と芸能界から引退へ!何が理由?
https://quatr0035.com/kamanraida
仮面ライダーヒロインの呪いとは?【3つの呪い】
https://x.gd/CdFoC

【アトラスニュース関連記事】

【アトラスラジオ関連動画】

(ZENMAI 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Photo credit: Dick Thomas Johnson on VisualHunt