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「春夏秋冬」…日本人の温度感覚は世界有数?

 今年の異常気象の影響なのか、秋に入っても半袖シャツが手放せない今日この頃。皆さんはいかがお過ごしであろうか。

 日本は地球上では中緯度地方にあり、世界有数の「春夏秋冬」の四季に恵まれている国である(近年では梅雨と秋雨を含めて六季と呼ぶべきという声も多いそうだが…)。
 
 それ故に日本人は「温かい」「寒い」といった寒暖差には非常に敏感な種族といえる。

 もっとも日本人が寒暖差を感じているのは外気だけではない。

 日本には独自の文化として「怪談」をはじめとする「怖い話」をあえて聞くことで、身体からではなく精神面から冷やそうとする奇妙な習慣がある。

 怪談話がいつ頃から日本人に愛されていたのは不明だが、18世紀ごろの江戸で落語家の初代・林屋正蔵(林家正蔵)が幽霊の登場する怪談噺で人気を博していた、という記録がある。

 同じく落語家では江戸末期から明治時代に活躍した初代・三遊亭圓朝の手により『牡丹灯籠』『真景累ヶ淵』といった現在でも知名度の高い怪談噺が多数産み出されている事を考えても、日本人の「怖い話を聞いて涼しくなろう」というマインドは江戸時代からあまり変わりがないようだ。

 夏の風物詩として「怪談」が根付いた背景には日本人の、幽霊に対する畏怖の心と「心頭滅却すれば火もまた涼し」に代表される古の精神論が複雑に絡み合っているのかもしれない。

 むろん「温度」を感じて何かを表現しているのは人間だけではない。

 最近ではロボット技術にも「触感」という概念が登場したことが話題になった。

 さる研究所では開発したロボットの指先に触覚センサーを内蔵。センサーには人間と同じように「固い」「柔らかい」「熱い」「冷たい」といった人間にしか持ち得なかった感触を測定する機能が付いている。

 この機能により例えば、卵のようなデリケートな物体は優しく持ち運ぶことが出来、逆に鉄のような固い物体はガッシリと掴むことが出来るのだという。
 温度も同様であり、熱いコーヒーを注いだカップは相手が火傷をしないようゆっくり運んだり、逆に冷たいアイスコーヒーは温くならないよう急いで運んだりすることが出来るのだという。

「熱い」「冷たい」などの温度を感じるセンサーの登場は、春夏秋冬を過ごし気温に敏感な日本人だからこそ誕生した技術と言えそうだ。

 将来的には義手にも温度を感じるセンサーが装填される事が期待されており、触覚を巡る人間の冒険はまだまだ続くようだ。

 さて、この度TENGAでは、来るべき季節に向けて、冬限定の「HOT TENGA ORIGINAL VACUUM CUP」を発売する。

「HOT TENGA」は独自の新システムQUICK WARMER(発熱ユニット)の開発により、冬でも気軽に「あったか~い」一夜を過ごす事ができる優れモノだ。

 使い方は簡単。保護シールやエアホールシールをはがした後、底面中央レバーを引いて4分待つだけである。過熱後の温度は45℃前後と人肌よりも少し暖かいという絶妙な調整を実現。寒い夜でも安心してご使用いただきたい。

 さらに「HOT TENGA」に加え「TENGAあったかシリーズ」と題して「TENGA CUP WARMER」および「TENGA FLIP WARMER」という2種類の加温デバイスを展開する。

「TENGA CUP WARMER」はCUPシリーズのために専用設計された加温デバイス。アルミの熱伝導を利用した加温システムにより、カップの挿入口から奥までしっかり温まるうえ、スマート操作でハイモード・ローモードの2段階に温度調節が可能。自分好みの温かさに包まれる快感を楽しむことができる。

 TENGA FLIP WARMERは、FLIPシリーズのために専用設計された加温デバイス。アルミの熱伝導を利用したハイパワーな加熱システムの実現により、挿入口から奥までしっかりと温めることができる。

 さらにFLIP WARMERの加温機能に対して、最適に設計されたディテールと、温かい快感にマッチするソフトゲルを採用したTENGA FLIP 0(ZERO) RED とのセットも。

 現在、TENGAではこれからの季節に貰えると嬉しい「オリジナルカイロ」をプレゼント中。詳細はURLをご覧になって欲しい。

   ■キャンペーン情報 URL:https://www.tenga.co.jp/campaign/hottenga2023/

   何かと世知辛い世の中だからこそ、「HOT TENGA」で身体の芯から中までゆっくり温まろう。

文:北島あいら 山口敏太郎タートルカンパニー