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フルーツ界の出木杉くん シャインマスカットの秘密に迫る!

9月22日放送の『有吉のお金発見 突撃!カネオくん 秋のお金のヒミツ78分SP』(NHK総合、番組MC:有吉弘行、カネオ、千鳥・ノブ)は食欲の秋に相応しい「シャインマスカット」のお金の秘密に迫った。

シャインマスカットが誕生したのは2006年。同番組の日直アシスタント、田牧そらと同い年である。さて、これまで各季節の主役級の食べ物といえば、春:いちご、夏:スイカ、メロン、マンゴー、冬:ミカンなどの柑橘類、リンゴ・・・。しかし、秋はイチジク、栗、柿など渋めの色合いの果物だった。

近年、シャインマスカットの登場により、秋の果物の印象はガラリと変わった。シャインマスカットは色合いだけでなく、皮ごと食べられる、タネもない、味もクリームやスポンジ生地に合わせやすく、盛り付け映えが出来る。その上、皮がしっかりしているので、中の果汁がパンやスポンジなどに染みにくくカットもしやすいので、“萌え断”も作りやすいそう。

洋菓子だけでなく和菓子でも使える、実にフルーツ界の救世主である。



ここでシャインマスカット作りの大変さをぶどう農園の阪本和彦さんにカネオくんが取材。

①土作り とにかく体力勝負。10月から作業スタート。10トンの肥料やたい肥をまく。

②徹底管理 一日も目が離せない。キチンと実をつけるように、冬は寒くないよう、木、一本一本にワラを巻く。雪が降ったら木や枝から雪を落とす。4月から5月には風から守るため枝、つるをブドウ棚に固定。そして5月、大きな粒に育てるために小さなつぼみを剪定。更に坂本さんが一番気を付けているのは「病気」。近年、開花時期の5月にマスカットの花が咲かない未開花症が発生。原因が分からないため冷や冷やする農家は多いそうだ。そして、やっと6月から実がなる。

③敵粒 売り上げを左右する職人技。(※敵粒とは、シャインマスカットの実を間引いて房全体のバランスを整える作業)敵粒に失敗すると、実の間が大きく空いたり、粒が小さくなってしまい商品価値が下がる。そしてようやく8月ごろから収穫を開始するのだ。

そして、ゲストのシャインマスカットに関するトークへ・・・

DAIGOは「めちゃくちゃ好き、タネがないのが最高、あと、みずみずしさ。砂漠で水かシャインマスカット一粒どちらか選べといわれたら シャインマスカットを選びます」と語る。

あのが「DAIGOさんの気持ち分かって、水分補給だと思ってシャインマスカットは食べる。ライブの後とか偉そうな人が(差し入れ)くれて、バクバクバクって食べます」と言う。



藤本美貴からは「私も食べるし、子供も大好き。種も取らなくていいので子供にもあげやすい。でも子供はシャインマスカットの高さを全然わかってなくて、すっごいバクバク食べる。だから『1回待て』。そんな食べ方をする果物じゃない。『1回食べたら目をつぶれ!』もうちょっと染みわたってから次に行け!」と家庭のエピソードを披露し、盛り上がる。

ここでカネオくんから「庄司(智春)さんくらい働いていたらバクバク食べていいんですか?」と質問されると、藤本は「ダメです。腕立て10回やったら一粒」と爆笑を誘う。

最後に田牧が「シャインマスカットは大好きだけど、高いから、お父さん、お母さんが絶対買ってくれない。山梨におじいちゃんたちが住んでいて、年に一度送ってくれるのでそれが本当に楽しみです」と笑顔でコメントすると、有吉からは「誰かあげて」とスタジオ中を大爆笑に誘っていた。

(辻伊織 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 エンリケ / photoAC