コバシンです。今日は以前社会人として働いていたときの話しをします。
二十歳後半の頃、わたしは某歯科材料会社のルート営業をしておりました。月水金と火木で別々のルートを周り、都内、東は新橋から西は多摩ニュータウンまで来るまで、歯医者や入れ歯を作る技工士を回っていました。
入社してから、先輩社員が次々と辞めてしまい、ある程度役職がつくようになったころ、後輩と一緒に回ることになりました。
その後輩は、背が高く髪はカーリーヘアーの若者で、好感触を持ちましたが、彼曰くわたしは霊が見えるんですよ!と語っていました。
車で営業に回るたびに、あそこに立っている、ここにいる。とやたらに教えてくれるようになりました。
共通して霊が多いのは店です、と骨董品屋が多くいるとの事。鎧やら物に付いているとのこと。あとは交差点に信号待ちをよくしているそうです。
しかし中でも一番彼が叫びまくったのは、新座市にある平林寺前を走ったときです。
以前からわたしは平林寺前の通りは、夏でも日陰でヒヤリとして気持ちがいいなと感じてはいましたが、その通りを彼と通ったとき、助手席で叫びながら身体を左右に揺らしながら、わーわー言いながら、すごい数の霊がいる。ここは霊の竹下通りやー!とさけびつづけました。
ヒヤリっとする理由はそうなのかと自分としては納得したしだいです。
その会社もわたしの転職の後、倒産し全てを託した後輩のその後はしりませんが、もしかしたらこのアトラスラジオを聞いていればな!とやはら期待しております。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 コバシンさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 せき散歩 / photoAC