今回は今から30年以上 前の体験です。
仲良しの友人の家へ行くいつもの道でのことです(冬 夜7時頃)。その道は 何度通ったか分からないほど通っていたのですが、その日、警察官2人がパトカーを止めて乗用車に乗っている人と話をしていたのです。
ここで警察官を見たのは初めてでした。
スピードを出せる道でもなく、一旦停止でもない。何してるんだろうと思いました。
私は運転中でしたので、避けて別の道へと廻ればよかったのですが、悪いこともしてないのだから、まっいっかと思い、そのままゆっくり進みました。
すると 1人の警察官が私の車をとめました。免許証か〜と思いながら車を止めて窓をあけました。
免許証をみせるようにいわれ見せると警察官が「同じ歳です」とい言うのです。
私は「何か関係ありますか」と問うと「行っていいです」と。なんだか訳が分からなかったのですが 長居は無用だと思い、サッサと友人の家へ向かいました。
ところが どこまで行っても友人の家らしき物がないのです。
辺りは真っ暗でしたが細い1本道。通り慣れた道ですから間違えるはずがありません。私の家と友人の家は車で10分くらいで着くのです。
少し不安でしたがしばらくそのまま進みました。
やはり道を間違ったのか?と思いUターンすることにしたのです。真っ暗で何もない細い道なので何度かハンドルを切りながら車のライトが横の方を向いた時 そのライトの先には たくさんのお墓。反対側もたくさんのお墓。
私はお墓の中にいたのです。
もう どうやって友人の家へ辿り着いたのか、わかりません。
友人に 警察官の事 お墓の事を話ました。友人も私が止められたところで警察官は見た事ない、うちの近くにお墓なんてない、と言うのです。しかも私がうちをでてから10分くらいしかたってなかったのです。
警察官に止められ免許証を見せ、お墓の道で迷っていたの 予定通りの時間に友人の家へ着いたのです。
なんだか なんだか よくわかりません。山口先生 これはいったいなんだったのでしょうか?
最後までお付き合いありがとうございました。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 ココフラワーさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 らびっこ / photoAC