アメリカのペンシルベニア州ケックスバーグの町にて、とある有名なUFO事件発生から58周年を記念したフェスティバルが7月21日から23日にかけて開催される。
1965年12月9日、アメリカの複数の州て実に数千人の人々が「燃えながら天を横切る謎の金属の物体」と称される奇妙な火の玉が落ちていく様子を目撃したことから事件は始まった。目撃情報はかなり広範囲に及んだが、ペンシルベニア州のケックスバーグという小さな町の森に、地元の少年が奇妙な物体が着陸する様子を見たと証言。後に彼の母親も、木々の間から奇妙な青い霧が立ち昇るのを確認して当局に報告した。
消防署員を含む数人の地元住民が現場の調査に出かけたところ、なんと表面に奇妙な文字が書かれた小型車ほどの大きさがある奇妙なドングリ状の物体を発見したのだ。
その後現場に米軍が到着、謎の物体は軍のトラックに積み込まれて持ち出されたと言われている。なお、その間軍の兵士たちが民間人を現場から遠ざけるよう動いていたという。
後に、あの時人々が見たものは隕石だったとしてもみ消されたが、地元の多くの人々は「米軍がもっと重大な何かを隠蔽しようとしていた」と信じているという。物体の形状からロシア製の人工衛星だった可能性が高いとされているが、今日に至るまで結論には至っていない。
さて、このUFO事件はアメリカではかなり有名な事件であり、今も研究を行っている人も多い。そしてケックスバーグの町では毎年、地元にとって重要なこの事件を祝うお祭りが開催されるのだ。あの日、何が起こっていたのかを追及するUFOパネルディスカッションから宇宙人の仮装パレードまで、専門家から一般人まで楽しめるイベントがめじろ押しだそうだ。
気になる人は参加してみてはいかがだろうか。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 CBS Pittsburgh / YouTube