現在、フランス当局がある犯人を追いかけている。
それはなんと100匹以上のペットのウサギを虐殺したとみられる人物だ。
犯人は男性とされており、人家の庭に忍び込んでウサギ小屋に侵入し、ウサギたちを踏んだり、刃物を使って殺したりしているという。またいくつかのケースでは、何度も同じ庭に侵入してウサギを殺害していたことも分かっている。
当局は、同じ施設や家で飼われているガチョウやニワトリなどの他の動物が無傷のまま残されていたため、犯人の標的はウサギのみと思われると答えている。
この「ウサギ殺し」は今年の3月に始まり、8月にしばらく収まったものの、現在に至るまで被害は出続けているという。
事件が起きている地域、ミニイー=トレギエ在住の人物は、「犯人が村の誰かかもしれないが、それも考えにくい」と語っている。
地元の人々の中にはこのような事をする人はいないと思われるためだ。しかし、地域の人々をだますだけの演技力があったり、またウサギ小屋の位置をよく知っていることから地域の人々の中に犯人がいるのではないか、とする見方も強いようだ。
犯行のあった地域の人々は、もしかしたら近くにいる人が犯人なのかもしれない、と恐れているという。
※ショッキングな動画のため、視聴に注意
Vu des régions : Une centaine de lapins massacrés par un tueur en série
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©PIXABAY