2018年8月、池袋駅近くの屋内墓苑併設施設「日蓮宗寺院 松栄山 仙行寺本堂ビル」にて、高さ4mを超える大仏「池袋大仏」が完成したことが話題になっている。
池袋大仏はヒノキで作られており住職は「都市部に日本の懐かしさを感じられるような憩いの場にしたい」と建設の理由を語っている。
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さて池袋大仏は「都内初の大仏」と一部メディアで紹介される機会も多いが、実はその紹介は正しくない。
東京都内には昭和52年(1977年)に建立した高さ13mの東京大仏(乗蓮寺:板橋区赤塚五丁目)があるほか、関東大震災(1923年)の影響で顔だけしか残っていない上野大仏(上野恩賜公園内:台東区上野)、2018年4月に西多摩郡日の出町に完成したばかりの鹿野大仏(ろくや)など計3つの大仏が既に存在する。
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つまり今年2018年は東京都内に池袋大仏、鹿野大仏がわずか3ヶ月の間に2体も立てられたことになるのだ。これはいったい何を意味するのだろうか?
これは眉唾な話であるが、とある陰謀論に詳しい人物の話によると、東京都内の相次ぐ仏像の立像は東京都を守るための「三角結界」を張る意味があるのではないかとされているのだ。
つまり東京の東寄りにある池袋大仏、西寄りにある鹿野大仏、そして南側に位置する神奈川県の鎌倉大仏の3点を結ぶと、中野区、府中市、町田市、大和市などが、ちょうど三角の間に収まる。
つまり2018年の間にこの地域には近く地震などの自然災害が発生する可能性が高く、災害を封じるため2018年の間に大仏を建造したのではないかとされているのだ。
これらは一見、荒唐無稽な都市伝説にも思えるが、2018年は春から夏にかけて日本列島で異常気象が相次いでおり、関西地方や北海道で大地震が発生している。故に今回の急劇な大仏建設は何かしらの意図があるのでは、と噂されるに至ったようだ。
(文:アリナックス城井 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)