9月4日、日本列島に「今世紀最強」とも言われる台風21号が上陸し、秒速58mの猛烈な風を伴いながら沖縄を抜け大阪へ上陸。関西近畿地方では屋根や車が吹き飛ばされるなど甚大な被害を及ぼした。また関西国際空港と本土を結ぶ連絡橋が寸断されたために、空港には約3000人の利用客や従業員などが取り残された。
また、この度の台風の影響はレジャー業界にも大打撃を与えており、ユニバーサルスタジオジャパン(大阪府大阪市此花区)は9月4日、5日を連続で臨時休業とした。また休業にこそならなかったが、東京ディズニーシー(千葉県)は、台風がやってきた9月4日が開園17周年の記念日だったのにも関わらず、大雨の影響で多くの客足が遠のいたといわれている。
さて、この度の大雨に苦しめられた東京ディズニーシーだが、実はここ数年、ディズニーシーおよびディズニーランドは記念日になると天気が荒れる傾向だという。
例にあげると、2017年9月4日の東京ディズニーシー開園16周年も突然の土砂降りがパークを襲ったほか、2018年4月15日の東京ディズニーランドの開園35周年記念日もまさかの大荒れの天気となっている。
せっかくの記念日なのにこれは悲壮である。
ところが、このジンクスは昭和時代からずっと続いているようで、1983年4月15日は東京ディズニーランドの記念すべきオープン日なのにも関わらず天気は大雨。さらに2008年7月8日、東京ディズニーランドホテルがオープンした日も千葉県は曇り・雨という冴えない天気で、東京ディズニーランドはオープン以来どうやら特別な日に限って雨が降ってしまう傾向にあるようだ。
そのため、最近では日本のディズニーファンの間でとうとう「ミッキーマウス=雨男説」なる珍説が囁かれるようになっている。
また、雨男伝説とは別に、ミッキーマウスは元来、水辺での災難が非常に多いキャラクターとして知られ、2008年にネット上に動画が拡散された「ミッキー水没事件」はつとに有名である。これは2007年の大晦日、ディズニーシーでの水上カウントダウン最中に、ミッキーが池に転落してしまう事故が発生。すぐに水上スキーの救急隊が救援に向かい、事なきを得た。しかし、その一部始終は一般客にカメラで撮影されてしまい新年早々「ミッキーが池に落ちる!」というトホホな動画が世界中で拡散されることになってしまったのだ。
このように、古くから「ミッキーマウス」と「水」の相性があまり良くないらしい。それゆえ、そろそろ雨男を打破するようなご祈祷などが必要では?との意見も関係者から飛び出す始末なのだという。
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(アリナックス城井 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)