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ニセか、それとも本物か?イランで発見された生きているような巨人のミイラ





2016年にある衝撃の発見が報告された。

イランのクルディスタンにて、家を建てるために土地を掘り起こしていた所3つの棺が中に収められていた霊廟が出土。さらに廻りを掘り進めていくと、古代文明の遺跡と都市の遺跡が現れたというのだ。

棺の中には金色に光り輝く副葬品が多く入っており、中には豊かなひげを蓄えた男性のミイラが収められていた。しかし、そのミイラは我々の知るミイラとは違い、まるで生きている人間のような肌つやをしていたのである。

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ミイラの顔の上には仮面が被せられており、さらに目の上には金貨が載せられていた。棺や副葬品から伺えたのは、3つの棺で埋葬されていたのはこの都市を収めていた王とその配偶者、彼に使えていた魔術師だったという事だった。

考古学者によるとその遺跡に残されていた記念碑などから10,000〜12,000年前に建設された遺跡だったことが判明したのである。そこでシュメール神話に登場する神々の一族アヌンナキではないか、という可能性が出てきたのだそうだ。

なお、このミイラは2008年に発見されたそうだが、世に知られるようになったのは2016年だ。ロシアの出版物で取り上げられた後、テレビなどのメディアで特集が組まれて注目を集め、現在に至っている。




なお、このミイラについては「12000年前の巨人のミイラ」という触れ込みでネットで動画や記事を確認することができるが、そもそもミイラのサイズが判明したという記述は少ない。

また、イラン当局の調査によれば850年前の遺跡であるという結果も出ているようだ。しかし、もし850年前の遺跡であったとしても、ミイラがまるで生きている人間のような姿をしている事の説明はつかない。

これらの事から、「12000年前の巨人のミイラ」は真偽含めて今も正体不明となっているのである。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 ©The Enlightened Nation YouTube