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あの巨大サメは海のどこかで生きている?メガロドン生息の可能性とは…

9月7日、古代に絶滅した巨大なサメ・メガロドンが現れて人々を襲うという内容のアクション・ホラー映画「MEG ザ・モンスター」が公開される。

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既に絶滅した古代の巨大サメであるメガロドンは、まだ海洋のどこかに生息しているのではないかという説のある古生物でもある。メガロドンは約260万年前に絶滅したとされているが、その姿は現生のホオジロサメをそのまま大きくしたものであるため、エサの問題などが解消できれば現代の環境でも十分に生息可能ではないかと考えられているのだ。

実際、ネット上に投稿されたいくつかの動画の中にはメガロドンが今も生きているのではないかという疑惑を補強するものが存在している。

例えば以前マリアナ海溝で撮影されたと思われる動画では、海底を掘り起こす巨大なサメの姿が映り込んでいたという。

Mariana Trench Shark – Deepsea Oddities





また放棄されたサメのケージの上を、はるかに大きなサイズのサメが泳ぐ様子が記録されて話題になったこともある。この動画は2016年にYouTubeにアップロードされたものだが、以降も度々ソーシャルメディアに取り上げられて話題になっていた。
メガロドンらしき大型生物が捉えられているとされる動画は他にも存在している。

また11月には研究者から、Google Earthの衛星画像に70フィートもの大きさを誇るメガロドンらしき姿が映り込んでいたとされている。

今年2月に、ジョナサン・ダウズ氏はデイリー・スター・オンラインに対して、「メガロドンが現在でも海のどこかに潜んでいる可能性がある」とコメントを出している。




メガロドンが現在も生息できるためには豊富なエサと生息環境の2つが必要不可欠だ。豊富なエサは量的には問題ないかもしれないが、現状、メガロドンを彷彿とさせるような巨大生物によって十分に攻撃されたクジラは報告されていない。

また、温暖で浅い海に生息しており、遊泳速度もあまり発達していなかったメガロドンが現状で他の生物に優位に立てるかと言えば疑問が残る。それでも、海水温の低い環境に適応した可能性なども考えられている。

果たして広い海のどこかに巨大なサメは生息しているのだろうか。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY