まずはこの動画を見て欲しい。
コンクリートの上に緑色の長いゲル状のものが存在している。ぱっと見は緑色の絵の具やインクが溢れた水たまりのようにも見えるが、よく見ると僅かずつ這うように動いている事が分かる。つまり、何らかの生物である事は間違いないのだ。
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Alien looking worm made of slime with long projectile tongue?? (Disclose Screen)
そしてカメラが寄っていくと、緑色の生物の一端から細いピンク色のひも状のものが出てきているのが分かる。非常に細いミミズのようにも見えるそれは、緑色の生物から出てきたかと思うと、次の瞬間には体の中に入っていく。緑色の生物も体を大きく震わせており、まるでピンク色の生物を捕食しているか、体の一部を体内にしまっているように見える動きだ。
この生物は2015年に台湾の港で釣り人が捕まえて撮影、自身のFacebookにて公開して注目を集めたものなのだが、先日再びネット上で注目を集めたようだ。ちなみに視聴者からはエイリアンやスライムではないか、等の感想が寄せられていた。
初めて公開されてから3年近くたった現在でも、この生物の正体は正確には判明していないが、紐形動物のヒモムシの一種ではないかと推測されている。赤系統の個体が多いヒモムシだが、その外見からミドリヒモムシないしはその近縁種である可能性が高いようだ。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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