現在でも軍事的衝突が起き政情不安定な中東。イラクやシリアを中心に活動するイスラム教過激派武装組織であるISISは今も活発であり、近隣諸国では継続して警戒態勢が続き、軍事制裁も行われている。
そんな中東で衝撃的な動画が撮影された。シリアと国境を接するトルコ側から5月に撮影された動画なのだが、ISISの支配領域に向かってUFOが降下していったという内容なのだ。
このUFOは、ISIS支配領域に向けられた監視カメラが捉えていた。また、国境地域にいた一般人など、複数人が目撃していたようで、個人が撮影した動画も存在している。問題のUFOは非常に明るく、まばゆい流れ星に似ている。この発光物体は猛スピードで一直線に夜空を横切ると、ISIS支配領域の方へ向かっていくのだ。
ここからはトルコの国境に設置された監視カメラの方が解りやすい。夜間のため白黒ではあるが、国境を隔てるゲートと複数の建物がある事が確認できる。そして、動画は謎の発光物体が建物上空に降下していき、上空で炸裂する様子を捉えているのだ。この日は曇天だったようで、炸裂の様子は上空の厚い雲に阻まれて解らない。しかし、炸裂時に発生した強烈な光が雲の隙間から漏れているため、その規模の大きさが把握できる。この炸裂は1回だけではなく複数回あり、その間も発光体が移動していたことが確認できる。
果たして、この発光物体の正体は何だったのだろうか。動画を見たUFO研究家らの意見は様々であり、火球のような非常に明るい流れ星を捉えたものだとする説や、スペースデブリが落下し分解した様子が写っているとする説。また、流れ星に加えて雲の中で雷が発生したため、このように写ってしまったのだとする説などがある。動画を見た人の中にはUFOがISISの横暴にしびれを切らして攻撃してた!?という意見を投げる人も存在している。
いずれにせよ、UFOの落下地点がISIS支配領域になるため、情報の確認が出来ないという難点があるようだ。真相が明らかになる日は来るのだろうか。
(文:桃山あいら ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
関連動画
‘UFO attacks ISIS’ in bizarre footage showing mid-air explosion and mystery aircraft in the sky