2018年7月12日、韓国でイエメン難民の受け入れ拒否の請願が70万人に達した。
韓国は1992年に「難民の地位に関する条約」に加入を表明以降、アジア初の難民受け入れ国家であると表明していた。当初は大変画期的な取り組みだと国際的に評価された。
だが、韓国済州島にイエメン人が 難民申請に殺到し、韓国国内にいる反難民勢力による難民排斥運動が激化していた。事実、ここ10年で韓国には許容範囲を超える難民が殺到、失業率に悩む韓国国民の苦悩が増大する結果となっていた。
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済州島にて韓国国民がイエメン難民危機へ反抗| ASIAN BOSS(18/07/11)
6月30日に光化門広場で 開かれた難民に対する抗議集会では、「済州島のイエメン人は偽難民」「イエメン人は韓国から直ちに出
て行け」 というプラカードが踊った。
一方で「イエメン難民への民族差別だ」「イエメン人へのヘイトだ」という声も上がっており、韓国国内では激しい論争が続いている。
日本国内の反ヘイトの方々がこの件に関して何故沈黙を貫くのか、不思議で仕方ない。
(松田ケン ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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