2018年6月20日15時頃、中国で19歳の女子学生が甘粛省のホテルの窓から飛び降り自殺を図ろうとした騒動があった。女子学生は数年前に性的暴行を受けており、重度のうつ病を患っていた。
ホテルの窓に腰かける女性の周囲には、自殺見物の群衆が集まり、「早く飛び降りろ」「何故、まだ生きている」「死ね死ね」と罵声が飛び交った。
中には自殺をネット中継するものも出る始末であった。
窓に腰かけてから4時間半後の19時30分頃、救出しようとした消防隊員の腕を振り払い、女性は「ありがとう。私は死ななきゃならない」と言い残してダイブした。女性の身体が地面に叩きつけられた瞬間、拍手と歓声があがり、群衆たちの中には大喜びした者もいた。
地元の政府や警察関係者は、自殺を煽った者やネット中継した者の特定を進めており、逮捕する方針だという。
なんとも気分が悪くなるような事件である。
（和田大輔 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部）
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