貴重なロズウェル事件の証拠が没収される!?





エイリアンのUFOが墜落したと信じられている場所、ロズウェル。この墜落地点でUFOの破片かもしれない破片を発見した研究者が、破片が来週土地管理局(BLM)によって没収されるかもしれないと述べて注目を集めている。彼は、UFOの破片ではないかとされる物質が確かに地球外を起源とすることを証明しなければならない事態に直面しているのだそうだ。

フランク・キンブラー(Frank Kimbler)氏は、ロズウェルのニューメキシコ軍事研究所で地質学等の教鞭をとっている。彼は研究所勤務で初めてロズウェルに滞在したのだが、この地で1947年に起きた有名なUFO事件に興味を抱いて独自に調査を行っていたという。ロズウェルは1947年に近郊の砂漠や農場の一角にエイリアンのUFOが墜落したと言われている。キンブラー氏は墜落したとされる地域の衛星写真を調べ、地面が焼けたように見える地域を見つけ、UFOの破片らしき謎の金属片を発見していた。

関連動画
An Interview with Frank Kimbler, Roswell UFO Researcher






その後、ロズウェル国際UFO博物館と研究センターと共同で実施された初期同位体比試験で、破片の成分に地球外が起源である可能性が少なからずあることが判明したのである。キンブラー氏は以降も破片に関する研究を続けており、「ロズウェル事件にエイリアンが関係していたことが証明できる日も近い」と述べていた。

しかし、土地監理局はキンブラー氏に問題の金属破片に関する質問をしており、6月25日の月曜日に金属破片とその資料を提出するよう依頼。ロズウェルで開催されるUFOフェスティバルの2週間前のことだった。

実はロズウェルの土地は土地監理局によって管理されており、土地のサンプルを大量に収集しようとしたり、みだりに外部に持ち出してはならないとしている。だが、キンブラー氏は監理局のルールを破っていないと主張。




確かに監理局が発行している小冊子には、歴史的または文化的に重要ではない場合を除き「合理的な」量の資料を取っても問題ないと記されている。キンブラー氏が採取した資料は、現状規約に合っているため引き渡す必要はないはずの物である。

キンブラー氏は「重要な資料が国によって不当に没収されてしまう」として多くのメディアや法曹関係者に調査・取材を募っている。

「政府は墜落地点で見つかった資料を取り上げ、研究をやめさせようとしている。この種の政府統制は止めなければならない」とキンブラー氏は主張している。

(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Frank Kimbler

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