テレビ朝日は2018年6月18日、この夏開始予定の連続ドラマ「幸色(さちいろ)のワンルーム」の放送中止を発表した。
ドラマの原作となった漫画が「現実に埼玉県朝霞市で起きた誘拐事件を肯定的に描写している」と一般の消費者から批判を受けていたからだ
原作のファンから「実際の事件をモデルにしていない」と要望する声もあったが、少なくとも関東地方での放送は中止と相成った。
なお、テレビ朝日系列で制作担当のABC朝日放送は、予定通り放送するという。
先日もアトラスで報じたが、TBS系列で放送中の「水曜日のダウンタウン」での誘拐を連想させる企画が放送中止になったり、世間はかなり神経質になっていると思える。
フィクションはフィクション、そういったドライな割り切りも必要ではないだろうか。
(和田大輔 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『幸色のワンルーム(1) (ガンガンコミックスpixiv)』