UFOや異星人関連の話題で、「海外で宇宙人の死体が発見された!?」という話題が出てくる事が稀にある。
なんと日本の兵庫県で、宇宙人の遺体が回収されたという。その写真を朝日放送、大阪スポーツという関西地方を代表するマスコミが報道するという事態が起きていたのである。
事件は2007年、ある人物が芦屋の某交差点でバイクにて信号待ちをしていた時から始まる。その人物は、奇妙な物体があることに気がついた。まるで、小さな人間のような物体が落ちている。しかも、車に轢かれた痕跡があった。
全体がペチャンコで、身長は10センチほど。全体に黒っぽく、頭と片手はつぶれているが、残りの片手には4本の指があり、足はブーツを履いているようだ。
一体、この物体がなんなのか、わからないまま、その人物はその人間に似た物体を自宅に持ち帰った。とりあえず図鑑で調べたが、手がかりすらつかめない。不可解に思った人物は、この正体暴きを朝日放送(ABC)の「探偵ナイトスクープ」に依頼した。
すると、探偵ナイトスクープからは、桂小枝師匠が派遣され、朝日放送から大阪スポーツに連絡がいき、関西マスコミ界が大騒ぎになる事態に発展したのである。なお、「探偵ナイトスクープ」2007年8月10日放送回での出来事だった。
問題の生物の正体について、外国産カエルの死骸、ゴムのおもちゃ、小型のエイリアンの死体、エイリアンの抜け殻など諸説が唱えられ、多くの専門家が鑑定に加わったのだが、最終的にはただのおもちゃで結論がついたそうだ。
(監修:山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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