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福岡のワニはおもちゃだった!?警察は捜査を継続中

5月17日、福岡市博多区の中心部を流れる御笠川(みかさがわ)に「体長50センチほどのワニのような生物がいた」と保健所に通報があった。

通報によれば目撃は16日の夜で、添付された3枚の写真には確かに水際にいる黒いワニのような生物の姿が写っていたという。現地では12日や16日にも川にワニがいるという報告が相次いで寄せられており、警察も河川敷を捜索していたが発見にはいたっていなかった。

しかし19日、地元の男性からの通報によりワニが「単なるゴムのおもちゃ」であった可能性が浮上した。




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この男性は川底にあったビニール製のワニのおもちゃを発見、川岸に引き上げたのだがそれと前後してワニ騒動が起きてしまい、慌てて通報したのだという。

今回のように都会にワニが現れた!?として騒動になった事例は過去にも存在している。

1993年、東京都練馬区の石神井公園では三宝寺池で巨大なワニのような生物が泳いでいる様子が相次いで目撃され、マスコミが連日おしかけ警察が出動する騒ぎにもなった。だが、この時は結局ワニは見つからず、騒動はうやむやのうちに終わってしまったという。

福岡市御笠川のワニの正体もおもちゃだったのだろうか。しかし、肝心のワニのおもちゃは川に流されたのか見つかっていないため、警察は今後も捜査を行う予定だという。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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