ホラー映画やマンガなど、創作の世界では度々霊現象が頻発する「呪われた家」に引っ越してしまい、長年幽霊に悩まされ続けてしまう…という展開がよくある。だが、そんな家に実際に住み続けているという事例も実在している。
イギリスのダートフォード州グレーブセンド在住の一家がその家に越してきたのは6年前。以降、家の中では怪現象が頻発しているという。
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Demon poltergeist stalks home in Kent
こちらの動画は自宅内に設置されたカメラが捉えていたもの。キッチンに家族が集まり、軽くお茶をしようとしているらしい。息子がコーヒーをそれぞれのマグに注いでいたところ、真ん中のマグカップがひとりでに動き出してしまう。勿論彼の両手はカップに触れてはいない。注ぎ終えた彼は思わず動いたカップを手に取り、そして何が起きたのか解らない様子で周囲を見渡すのである。
他にも異変は記録されており、深夜3時の誰もいないキッチンにて流し台にかけてあった布巾が投げ捨てられたように遠くへ飛ぶ、別の時には誰も腰掛けていない椅子が動く、扉が揺れてひとりでに開閉する、などだ。
これらの霊現象はいずれもごく一部であり、一家は越してきてからずっとこのような現象に日々悩まされ続けているというのだ。
この家に越してきてからすぐ、寝室を中心に奇妙な気配や不気味な黒い影を見るようになったという。勘違いか、影か何かを見間違えたのかとも思ったので家の各所にカメラを仕掛けてみたところ、無人の家で様々なポルターガイスト現象が起きていた事が判明したのである。
家を買った際には幽霊の噂があったりしたわけでもなく、またどうしてポルターガイスト現象が起きるようになったのかも解らないし、幸いにして物が壊れるなどの酷いものはそう起きないため、家族は半ば諦めて家に住み続けているのだそうだ。
果たしてこの現象がいつまで続くのか。原因は何なのか。家族は不安に思っているという。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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