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数ヶ月以内に見つかるか!?欧州宇宙機関の火星生命探査ミッション開始

火星探査計画は、アメリカ以外にも様々な国が行っている。欧州主導の火星探査計画「エクソマーズ(Exobiology on Mars、ExoMars)」は火星に存在したであろう生命の痕跡を探査する目的を主としており、欧州宇宙機関(ESA)がロシア・ロスコスモス社と共同で計画を進めているものだ。

欧州宇宙機関が2016年に打ち上げたガス・オービターは4月初めに安定した軌道に乗り、火星で生物学的に生成されたメタンの痕跡を探し出すミッションを開始し注目を集めている。




「より複雑な有機分子と混合した痕跡のあるメタンが見つかれば、火星のメタンが何らかの生命体によって産生されている、あるいは過去に生産されたという強力な証拠となるだろう」とESAのマーク・マッコーリアン氏は述べる。

二酸化硫黄のようなガスと混合されたメタンが検出された場合は、生物学的ではなく地質学的由来のメタンであると示唆されるため、比較は可能とのこと。

科学者らによると、順調にいけばわずか数ヶ月の間に生命存在の痕跡を発見できる可能性があるとのことだ。
果たして火星に生命体の痕跡は見つかるのだろうか。

(飯山俊樹 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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