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『池の水ぜんぶ抜く』小池知事協力、今後絶対に登場しない「お宝」とは…?

4月より月1回のレギュラーで放送がはじまっている人気番組『池の水ぜんぶ抜く』(テレビ東京系)に小池百合子東京都知事が出演した。

小池知事は4月12日、東京都の日比谷公園の生物調査に参加。小池知事は以前から『池の水~』に強い興味を持っていて、また特定外来生物を防止する法律を作った際の環境大臣だったこともあり自ら出演を希望したという。番組内では泥だらけになりながらコイなど外来種を捕まえる姿などが放送された。

今回、小池知事が参加したことで、東京都は都知事指導のもと『池の水~』へ協力することを約束。今後はボランティアや人員の面など出来る限りのサポートを行っていくという。




当初は「キワモノ番組」としてスタートしたはずの『池の水~』だったが、いつしか日本の首都が認める優良番組へと成長してしまったようだ。

さて『池の水~』が優良番組として認定されたことは喜ばしい限りだが、一方で熱狂的ファンの間では番組の初期に頻繁に放送されていた「怪しいゴミ」が一切放送できなくなるのではないか、と危惧する声もある。

その「怪しいゴミ」とは、ずばりアダルトビデオである。

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実はこの番組が開始された当初(2017年春)は、外来生物はあくまでオマケで、メインは長年池の底に沈んでいた貴重なゴミやお宝を発見するというコンセプトで制作されていたのである。そのため、最初期には「盗撮水着ギャル2」などという、怪しいラベルが貼ってあるビデオテープや、セクシーなお姉さんが満載の雑誌が発見される模様などもつ包み隠すことなく放送していた。




しかし、運良くか、それともそうでないかは個人の判断にお任せするが、番組放送を重ねていくうちにワニガメやアリゲーターガーなど凶暴な外来生物が数多く捕獲できたことで、番組のコンセプトはいつのまにか「生物調査」と学術的なテーマへと変更。本来の目的であるアンダーカルチャー的な「ゴミ拾い」はおまけのサブテーマへと降格されてしまったのだ。

熱狂的なファンの間では「初心に戻ってゴミ拾い&宝探しをメインして欲しい」との声も大きいが、小池都知事が全面協力した今、エロビデオや怪しげな投棄ゴミが再び『池の水~』に登場する機会は皆無になるかもしれない。

「お宝」が見たい筆者にはやや物足りないが、日本の生態系を守るためこれからも壮大な目標をもって是非頑張ってもらいたいものである。

(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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