世界的な陰謀論に登場し、気象兵器等と解釈される謎の装置HAARP。そんなHAARPが発動した証拠!?とされる現象が捉えられて話題になっている。
注目を集めたのは今月6日金曜日、アメリカはテキサス州ロックウォール市で撮影された動画だ。道路を走る車から撮影されたもので、荒れた天候の中厚い雲の間から一筋の光が地面に向かって刺しているのだ。
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Beams of light coming from the skies in Texas and Phoenix
そして2日後、今度はアリゾナ州フェニックス市でも同様の気象現象が発生、やはり目撃者が一部始終を撮影することに成功した。
これらの動画は撮影者のFacebook上に掲載されて話題になり、今ではYouTube動画が拡散されオカルトを紹介するYoutubeチャンネルで紹介されるなどして人気を得ている。
果たして今回撮影された現象は何だったのか。もちろんその疑問は撮影者や動画を見た視聴者からも出てきており、視聴者からは「小さな竜巻ではないか」とする意見が出てきていた。しかし、他の視聴者らからは回転している様子が見られないという指摘も出てきている。
そこで一部の視聴者からは、この奇妙な気象現象は米国政府が設置したHAARPによって天気をコントロールしていることを証明するものであるとする意見が出てきていた。HAARPは米空軍と海軍による高周波数能動オーロラ研究プログラムのために設置された施設なのだが、気象兵器の可能性を研究するために設置・実験が開始されたという説を唱える人も出てきていた。
だが、専門家によればこの謎の筋は太陽光線であるとする見解が出てきている。厚い雲の切れ目から伸びていたもので、暗い光線に類似した様子が観測された一瞬の光学現象であるという説明がなされている。
珍しい現象を目の当たりにすると人は極端な想像をしがちだが、実際にはありふれた現象であることの方が大半なのだ。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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