これは以前、ATLASでも紹介した元ビートルズ、ポール・マッカートニーは闇勢力の手下だった!に次ぐ、「ポール・マッカートニー都市伝説」のひとつである。
なんと、ポールにはかつて殺し屋による「暗殺計画」が練られており、多額の報酬が懸けられていたという。
「ポール暗殺計画」を報じたのはイギリスの大衆紙「サン」で記事によると、1996年初頭、イギリス全土の暗殺組織に「ポール・マッカートニーを殺害すべし」という内容の文書が届いたという。
ポールにかけられた懸賞金は1600万円という、かなり高額なもので、一時期イギリス中の全暗殺組織がポールの命を狙っていたという。
この暗殺計画が明るみになったのは1996年2月14日頃で、この日別件で逮捕されていた二人組の強盗グループが「ポールを暗殺する予定だった」と供述したほか、別の容疑で捕まっていた暗殺専門のスナイパーも別の暗殺グループと組んで計画を実行する予定だったという。
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PAUL McCARTNEY THE LIFE ポール・マッカートニー ザ・ライフ
この「ポール・マッカートニー暗殺計画」は日本でも大々的に報じられ、朝日新聞のほか数紙が紹介している。
なお、ポールの殺害を指示した依頼主および殺害動機は現在まで不明のままだが、ポールは1980年に同じビートルズのメンバーだったジョン・レノンがニューヨークで暗殺された際には「次に殺されるのは自分ではないか」と周囲に語り、事件以降は自宅前に数人のボディガードを配置していたという。
このことからもポールは1980年代から90年代まで常に殺し屋に命を狙われていたという話は事実であると考えられる。
なお、ポール・マッカートニー本人は75歳となった今年、2018年も元気で精力的な音楽活動を続けている。
(文:パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
画像『PAUL McCARTNEY THE LIFE ポール・マッカートニー ザ・ライフ』