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500年前の「オークランドの呪いの宝石」金属探知機により発見される!

ファンタジー小説やゲームなど創作の世界でよく見られる「呪いの宝石」。

スミソニアン博物館の持ち主に災いをもたらすとされており、現実にもスミソニアン博物館のホープ・ダイヤや大英博物館の呪いのアメジスト等が確認されている。

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そんな呪いの伝説を持つ500年前の宝石がこの度発見された。この宝石はノバ・スコシア島の北部にある金属探知専門家ゲイリー・ドレイトン(Gary Drayton)氏らによって発見されたもの。発掘にはオーク島の伝説を調査しているリック・ラギナ氏らによって地面から掘り出された。

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赤い宝石をブローチとして加工しているもので、当初は石がルビーではないかと考えられていたが、後に400~500年前のロードライトガーネットであることが明らかになった。ファセットカットが施されており、1500年代に加工されたものであるという鑑定結果が出ている。




このブローチは、フランスの最後の女王マリー・アントワネットが所持しており、後に失われた財宝の一部であると推測されている。このブローチになった宝石もまた、有名なホープ・ダイヤと共にマリー・アントワネットの身に不幸をもたらす事になったと考えられている。

かつて、フランクリン・ルーズベルト元大統領も信じ、Oak Islandでの宝探しに関心を示したという呪いの宝石。再び世に現れたこの宝石は、我々に何を伝えようとしているのだろうか。

(田中尚 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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