昨年、アメリカ国防省はUFOの調査を巨額の予算を投じて行っていたと発表。世界中を震撼させた。この時、調査のきっかけとなった空母ニミッツ搭載の戦闘機が撮影したUFOなど、複数のUFO機密情報がCIAより発表され話題になった。
これらの開示された情報を調べていくと、1968年にネパールやその周辺諸国、インドやブータン上空でUFOが7回目撃されていたことが判明したのである。これらの目撃例のうち2件、ネパールからの報告では「謎の物体が断続的に点滅しながら、大きな雷鳴のような音を伴いながら墜落した」という内容のものが存在していた。
報告書は「ポカラの北東5マイルにクレーターが生じ、6フィートの底面と4フィートの高さを持つ巨大な金属円盤状の物体が発見された」と明記されているという。報告書の中には墜落していく?UFOの影を捉えたものも存在しており、確かに円盤状のシルエットが空に浮かんでいる様子を確認することができる。なお、写真に写った物体は既存のドローンやヘリコプターに該当しないとする意見も出てきている。
何より気になるのは墜落したUFOの行方だが、墜落地点とされる場所の近辺には広範囲にわたって謎の残骸が散乱しているそうだ。映画製作者David Breashearsは、落下地点に近いエベレスト山付近に立ち入った約500人の登山者らに聞き込みを行い、写真を譲り受けて謎の残骸が確認できた地点を記した画像集や地図を作り上げた。
UFO情報を発信・調査している海外のサイトUFOTodayは、この地域には地下にエリア51のようなUFOの拠点があるのかもしれないと仮説をたてている。しかし問題の場所がヒマラヤ山脈の山中であったり、インドと中国の国境であり領土問題で立入不可になっているラダック国境地域が含まれていること等が調査の妨げになっているとしている。
ヒマラヤ山中に墜落したUFOの謎が解ける日は来るのだろうか。
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13 Mysterious UFO Crash Sites
(飯山俊樹 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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