UFO

博物館に眠っていた「空飛ぶ円盤」の残骸が再発見される!

1947年7月に発生したロズウェル事件では、「空飛ぶ円盤が墜落した」とされる一帯に謎の金属片等が散乱していた様子が確認され、一部が個人的に回収されるなどしている。

そんなUFOのものではないかとされる謎の物体の断片が、科学博物館に何十年も隠されたていたことが判明した。ただしアメリカではなく、イギリスで。

1957年、Scarborough近くのSilpho Moorにて小さな銅製の「空飛ぶ円盤」が発見されたとの報道がなされた。問題の金属物体は当初3人の男性が荒れ野で見つけたとされている。当時の報告によると、18インチの金属製の円盤は薄い銅板で構成されており、理解不能な象形文字が彫刻されていたという。




この時シェフィールド・ハラム大学のジャーナリズム講師、デビッド・クラーク博士は、アメリカ国防総省のUFOファイルを引き合いに出した後で、この断片を研究するよう呼びかけた。

その後、多くの人が研究のために円盤の破片を持っていく事になったので、円盤は細分化されたそうだ。

自然史博物館とマンチェスター大学での分析では、それが「精巧な詐欺」である可能性が高いと判断され、偽物ではないかとする疑惑がすぐに浮上した。それにもかかわらず、このUFOは多くの都市伝説や陰謀理論を引き起こしたそうだ。

このUFOの断片が科学博物館のコレクションの中に眠っていたことが判明。この度約60年ぶりに公開されることとなった。

展覧会の開発者、Khalil Thirlaway氏は、次のように述べている。

「UFO研究家でも知られる航空史博士チャールズ・ハーバードギブス・スミス氏に関係したフォルダから、今回のUFOの断片を見つけました。Silpho MoorのUFO事件に関する記述と似通った所があるため、事件の破片とみてほぼ間違いないでしょう」

Clarke博士は次のように述べている。

「これらの破片は錫箱の中に半世紀にわたって眠っていた、UFO事件の物証の一つだ。事件はいたずらだと思われていたが、疑問は残っている。誰が何のために作ったのか、その真実は明らかになっていないからだ」

このUFOの破片は、今後一般公開も検討されているという。



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(飯山俊樹 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)