以前、アメリカ軍は巨額の予算を投じて独自にUFOの調査・研究を行っていたと発表。2004年に空母ニミッツからの戦闘機が捉えたUFO動画が公開されるに至り、世界中で物議を醸した。
公開された映像は偽造の痕跡がなく、リアルタイムで撮影されたものであったため、ついにUFOと地球外知的生命体の証拠が得られるに至ったのではないかと、世界中のUFO研究家やオカルトファンのみならず一般の人々も注目したものだった。
そんなアメリカに出現したUFOと酷似した白いUFOが、今度はイギリスのマンチェスター上空に出現した!?として注目を集めた。
関連記事
FULL OF HOT AIR Bizarre story of the leaked Pentagon UFO pic that inspired a generation to believe in aliens… but turned out to be a hot air balloon in Manchester
「White Tic Tac UFO」と名付けられた写真には、青空に浮かぶ白い何らかの物体が捉えられている。白い葉巻型で両端が膨らんだような、奇妙な形をしている様子が見てとれる。
写真は「ブリンク182」のギタリストであるトム・デロングが参加している民間のUFO研究チームTo The Starsが得て発表したもので、画像はYOUTUBE上で検証動画として確認できるものとなっている。昨年10月にマンチェスターのEcclesにて撮影されたものだそうだ。
しかし、マンチェスターを拠点に活動する民間のUFO研究家スティーブ・マラ氏は、検証の結果UFOの正体を突き止めたと証言している。
珍しい形をしているが、これは単純にヘリウムで浮かび上がったパーティーバルーンではないかと言うのだ。この手のバルーンにはアルファベットや数字をかたどったものも存在しており、たまたまどこからか飛んできた風船を目撃した人が、アメリカで注目されたUFOを思い出して撮影した後により分かりやすいよう、CGで変形させたり強調してUFOらしく見せかけたものの可能性が高いとのことだった。
(飯山俊樹 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©To The Stars Media YouTube